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一回彼女が僕とデートしてくれたら1万円僕が彼女に払うシステムって何?

作者: 七瀬
掲載日:2026/04/19





“一回彼女が僕とデートしてくれたら1万円僕が彼女に払う

システムって何?“




僕は彼女に【告白】して付き合ってもらった時に、最初に

こう言われる。

“一回、ワタシとデートするたびにワタシに1万円払ってほしい。“

僕はその時、彼女の事が好きだったから彼女が言った事を守る事に

したけど? これって、もう僕と彼女が付き合って1年以上経って

るのに必要な事なのかと思うようになってきた。





・・・いやいや? 付き合ってからは彼女からいろいろ契約書に書いてある

からと言われて僕はその契約書にサインをしてしまう。

内容は? 例えば、彼女と一回キスするたびに1000円僕が彼女に払う

とか、ハグ1回500円とか何かと僕から彼女はお金を取るんだ。

まあ、彼女は僕から見ても【高嶺の花】でめちゃめちゃ美人な彼女で、

仕方がないと言われれば、そうかもしれないけど。

彼女と付き合ってなんで僕が彼女にお金を払わないといけないのかと強く

想うようになって、僕が今日はお金を払いたくないと彼女に言うと?

彼女は何も言わず、家に帰ってしまった。

“僕と彼女の関係はお金で繋がってるって事なのかな?“

それをそのまま彼女に言うと? 少しキレ気味で僕は彼女にこう言われる。




『“当たり前でしょ! 自分の顔見た事ないの? ワタシはアンタと

付き合ってあげてるのに、そんな事言うんだ!“』

『・・・そ、そんな怒んないでよ、少し聞いてみただけじゃん。』

『そんな事、ワタシに聞くなよ、自分で考えろ!』

『・・・ご、ごめん、』

『で? 今日はどうする気、お金あんの?』

『一応、お金はあるよ、持って来てるから。』

『”じゃあ、最後までする?“』

『・・・ううん、』

『じゃあワタシが先に、お風呂入ってくるね。』

『あぁ、ううん、』





・・・なんかシビアというか? 冷めてるというか?

彼女は僕の事が好きではないと言われてるみたいで。

分ってはいるけど、それでも僕は彼女と別れられない!

だって! “こんな美人な彼女、今まで彼女以外の女性と付き合った

事がないし、もう現れないと思う。“

それに何より僕が彼女の事がどうしようもないぐらい好きで仕方がないんだ。

そんな僕にもう権限はないのだろう。




ただいつも僕がお金がある訳じゃない。

でも僕は彼女に触れたくて、好きな子が隣に居てその子が自分の彼女なら

自分の気持ちをどう止めればいいんだよ!

こんなに魅力的な女の子が隣に座ってるのに手を出さないなんてあり得なく

ないか!




『”お金ないんだったら、今日はお触りなしだからね!“』

『・・・えぇ!? やっぱりそうなるよな、』

『当たり前じゃん! “でも後払いでもいいならいいよ。“』

『本当に!?』

『うん!』

『ヤッター!』





・・・この事を仲が良い男友達に話をすると?

男友達は僕にこう言ったよ。



『”それって付き合ってるっていうのか?“』

『えぇ!? あぁ、まあ、そうだけど、でも仕方ないし、』

『”そもそも彼女の体に触れるのになんで金を払わないといけな

いんだよ、もっと強気で彼女に言ったらどうなんだ!“』

『・・・で、でも、そんな事言ったら彼女にフラれちゃうよ。』

『別にいいだろう、そんな女と別れても、男なら強気で言えよ!』

『あぁ、分かったよ、次に彼女と会ったら強気で言ってみるよ。』

『そうだ! 頑張れよ!』

『うん。』






 *





・・・それから3日後。

僕は強気で彼女に今までずっと想っていた事を言ってしまう。

そしたら彼女が僕に一言、こう言って僕と彼女との関係はあっけなく

終わってしまった。



『”じゃあ、もう別れるわ、さようなら!“』

『えぇ!? ちょ、ちょっと待って、やっぱり訂正するから、頼む

許してくれよ。』

『無理、偉そうにワタシにあんな言い方する男とは付き合ってられ

ないわよ、もうアンタなんか要らないわ!』

『・・・そ、そんな、』




・・・こうして僕と彼女は“別れてしまう。“

だが一番驚いたのは? “僕が彼女と別れて直ぐに僕が彼女の事を相談

した男友達と付き合出したことだった。

アイツ、僕にはあんな風に言ったくせに僕と一緒で彼女の言いなり

になってるじゃないか!

こんな事なら僕は彼女と別れるんじゃなかった。

ムカついて、今でも夜は眠れないんだ。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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