表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

55/55

窓の外のざわめき

本日【9月29日】3回目の更新です。

お願いいたします。

城へ戻った。


「準備ができ次第、私の部屋にお集まりになって。」


そうリリーが言う。


私は1人で部屋に閉じ籠る。


あんまり閉じこもったままだと、いずれリリー達に不審がられるだろう。


そう気づいていても、部屋から出たくなかった。


気持ちの整理がつかない。


___これじゃあ、ヘレヨンに監禁されていた頃と変わらないわ。


それにしても、なぜ四六時中行動を共にしなければならないのだろう。


アデルは一体何のために、私に命令したのだろう。


こんなことをぐるぐる考えるが、実際はそういったことに答えが欲しいわけではない。


全て元を辿れば、怒っているから気になってしまうというだけだからだ。


「はぁ……」


ため息をつきながら部屋の外を眺める。


リリーとアデルのキューピッド役をした庭が見える。


綺麗な庭だなあ。


ぼんやりとそんなことを考えていると、ふと、庭に人の姿が2つ、見えることに気がついた。


誰だろう……?


思わず目をやると、だんだんと人の姿はこちらに近づいてきて、はっきりと見えるようになってきた。


男女が、歩いてる……?


男の人は黒髪で、女の人は綺麗な栗色の髪。


絵になるなあ……。


そう思って見ていると、男性の方が、よく見慣れた顔をしていることに気がついた。


この男の人、どこかで見たような……?


えっ。


まさか。


「……彼氏!?」


間違いない。


さらさらの黒髪にはっきりとした切れ長の目。


服装も現代にいた頃彼氏がよく着ていたものだ。


「うそ!?」


驚きで息が喉につっかえて出てこない。


何で!?


っていうか横の女の人誰!?


私が状況を飲み込むよりも早く、彼氏にしか見えないその男性は、横にいた女性と唇を重ねた……。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ