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貴族交流パーティへの参加
朝になる。
鳥の鳴き声が聞こえる。
「ふぁ〜。」
よく寝た。昨日の夜は大騒ぎだったなぁ。
そうだ。今日から城内の人と自由に話せるんだ。
私は小躍りした。
弱みを握ったことで、ヘレヨンは今私に強く出られなくなっている。
今のうちに城に出入りする人から情報収集をして、彼氏の転生先を突き止めようという算段だ。
とりあえず、今日のヘレヨン主催の貴族交流パーティに参加させてもらえることになった。
「……ふふ。沢山の人と知り合いになって、彼の居場所を突き止めなきゃね。」
そう思うとわくわくした。
ドレスを着たり、メイクをしてもらううち、あっという間にパーティの時間を迎えた。
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