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3 結局費用対効果なんだよなぁ

「西九州新幹線は料金が上がるくせに短縮効果が小さいし乗り換えが増える。やっぱりスーパー特急で建設するべきだったんだ」

 さて、ここまで西九州新幹線の建設方式について、スーパー特急とミニ新幹線でのデメリットを挙げました。


 両案のデメリットとして最初に挙げたのが建設費用であるように、JRや自治体側からして、建設費用の負担に対して効果が小さいということは見過ごすことができません。


 この問題を、単純に考えてみてください。


 武雄温泉〜長崎がスーパー特急だったとして、現在の特急かもめに対してどれほどの時間短縮効果がありますか?


 間違いなく、フル規格新幹線で整備した時に比べて時間短縮効果は小さいです。


 では、事業者視点で考えてください。


 建設費用はフル規格新幹線とあんまり変わらない。その負担を回収するには?


 料金の値上げを避けられると思いますか?


 利用者視点で考えてください。


 スーパー特急が在来線であることに変わりはなく、フル規格新幹線に比べて時間短縮効果が小さい。そうした際、料金の値上げを受け入れられますか?


 それならばまだ、『半分だけ新幹線になるんで値上げするワ、他の新幹線よりは安くするから許してクレメンス』と言ってガツンと値上げしてしまった方が、利用者の理解も得やすいのではないかなと思うわけです。


 新鳥栖〜武雄温泉がミニ新幹線で整備された時も同じことがいえます。


 リレー方式とほとんど所要時間が変わらず、そのくせ費用がかかっているからそれを回収しなければならない、ということです。


 西九州新幹線は費用対効果が小さい、とはよく言われています。


 しかし、武雄温泉〜長崎のスーパー特急、あるいは新鳥栖〜武雄温泉のミニ新幹線に『博多/佐賀〜長崎の乗り換えが無くなる』以上のメリットは無く、結局は今計画されているリレー方式、そして今後のフル規格整備が一番費用対効果が良いのではないでしょうか。

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