その農薬の秘密
えーとだな、説明が面倒くなってきたから。
テキストのこっから。ここを読め。
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当初発表された内容は以下の記入。
〔まず、イシュタル【Ishtar】と名付けられた、農薬が何故それほどまでの効能を持つかを、語るには。一つのバクテリアの発見と改良の成功をご説明しましょう。
我々、研究者チームが食料問題についての解決案の模索に全力を尽くしていた当時。
日本という国の、山奥深くの廃村に見える場所で、豊かな稲が実る田圃を担当者が、航空映像にて発見しました。その田圃の周りは、いえ田圃自体も手入れがされず、自然のままに荒れ果ているようでした。作物を作るにはあまりに過酷に見える環境でしたが、確かに豊か稲穂が実っていたのです。
その光景に一筋の光を見出した担当者は、その地域の役所にその農地に関する、農法などを問い合わせたそうです。帰ってきた返答は、そこが何十年も前からね廃村であり、その田圃も何十年も人の手が加えられていない耕作放棄地である事でした。
その事実と実った稲穂を映像にて確認した、担当者は驚き、急いでその稲穂を調査しました。
そこで発見されたのが、稲自体は日本では古くから育てられている品種である事と。その中にいた特殊なバクテリア、我々が、ビルガメシュ(Bilgameš)と命名したバクテリアでした。
ここでは、略式記号の〝Bil〝と呼ばせて頂きます。
〝Bil〝は驚くべき能力で宿主である稲と共生、又は稲を育てていたと言い換えていいでしょう。
Bil自体はとても脆弱でした、宿主の稲から取り出した瞬間に死滅してしまうほど。Bilは空気に触れるだけで死滅してしまいました。
それ故になのでしょうか、Bilは宿主を守るため様々な恩恵を宿主に与えていました。
Bilは、宿主が枯れ果てぬ様に、宿主の中の水分と日光で光合成の様なモノをし、植物が育つのに必要な栄養素を全て作り上げて与えていたのです。光合成の様なモノと表現した様に何故に、水と光のみで様々な部質を作れるのかは、現時点でも解明できておりません。
Bilは、宿主が受粉し種を作り出した時のみ、Bilは増殖し数を増やします。Bilに寄生された宿主は雌しべ単体でも100%の受粉に成功しています。雄しべが存在しない場合、Bil自体が花粉の代わりを果たしているようです。Bilのその他の増殖方法は、現時点でも解明できておりません。
Bilは、宿主が病気などに感染しないように、宿主内で免疫機能の代わりを果たしている様です。
宿主に害をなす、部質全てを排除していました。
Bilは、宿主が他の生物に捕食されぬ様に、Bilは、生物に有害で強力な毒素を発生させていました。
ただし、人間の体内では一切の無害となる特殊な成分でした。毒素についつは、現時点でも解明できておりません。
コレは、推測の域を超えませが、寄生した稲が人間に有害であれば、寄生した稲が、田圃で育ててていた人間により排除されてしまうからでしょうか。
補足となりますが、その田圃は確認できるだけでも江戸と呼ばれる時代からその場所で、ずっと続いていたそうです。
この、人間と稲とバクテリアの共生はいつの時代から続いていたのかは現時点でも解明できておりません。今まで話題に上がらなかったのは、その廃村の立地が人が住むには非常に不向きな場所であり少数の村として細々と続いていたからだと、推測されます。
我々、研究者チームは、このバクテリアに注目し、食料問題の解決案として多いに期待し。研究を続けましたが、研究者は困難を極めました。