あなたについて
あなたのいない二度目の冬がやってきました。
さみしいと感じる心がわいてきました。
あなたがいないと実感してきています。
まだ、会えそうな気がするのです。
あいたくてたまりません。
ふれたいのです。
当たり前にかわしていたものが
とても尊いものなのだと実感しています。
ふれたくて仕方ないのです。
抱きしめる手も抱きしめてくれる手もあなたに
届かないのです。
夢の中でかわす言葉も微笑みも質量が伴わないのです。
その夢でさえもあなたはなかなか現れてはくれなくて
夢の中にとどまりたいと思うのです。
そのたびに、あなたが私に言うのです。
わかってるだろうと。
そして私の目は覚めるのです。
今、あなたにふれたいのです。