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デスCITY香港  作者: 東武瑛
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リャンのアジト

「お前、俺達の仲間にならんか?」

「そうだな。取り敢えず水のある所に行きたい」龍治が言うと「よし、決まりだ。馬に乗れよ」とリーダーの男が言った。

龍治が馬に乗ると「行くぞ」とリーダーが言い、グループは出発した。

大坑道を外れ、山林を通って貯水地に着いた。

「お帰り兄さん」娘が出迎えた。

「リン、新しいメンバーだ。名前は何だ?」

「龍治だ」

「じゃあ、これからはリュウと呼ぼう。腹が減った。メシにしよう」リーダーはそう言うと料理を始めた。

「兄のリャンは料理が得意ですのよ」とリンは龍治に言った。

リャンは中華鍋を巧みに操り、皆の料理を作った。

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