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デスCITY香港  作者: 東武瑛
12/26

自由区域

「退却だ」バイク集団は去って行った。

「中々の戦いぶりだな」リャンは龍治に言うと「戻るぞ」と叫び、皆、アジトに向かった。

辺りはすっかり薄暗くなっていた。

アジトに戻ると皆で鍋を囲み食事をした。

「皆、何故、香港にいるんだ?」龍治が聞くとリャンは「生まれ故郷だからだ」と言った。

「日本に未練は無いのか?」リャンが聞くと「今の日本は俺にとって生きにくい。管理社会だからな」と龍治は答えた。

「それに香港には昔、住んでいた。だから香港が好きなんだ」と龍治は続けて言った。

「そうか。でも香港は変わったよ。俺が生まれた頃は治安がもっと良かった」とリャンは言った。

「政府が香港島を自由区域にしてから治安が悪くなった」とリャンは続けて言った。

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