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デスCITY香港  作者: 東武瑛
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無法の島へ

20世紀に繁栄した香港はその座を上海に奪われ、特に香港島は無法者が蔓延るスラムCITYと化していた。

日本人の青年、龍治は武者修行の為、九龍サイドからスターフェリーに乗り、香港島を目指していた。

夕陽が空を赤く染めている。

心地よい海風が吹く。

龍治はスターフェリーに乗りタバコをふかしながら香港島を見つめていた。

かつて100万ドルの夜景と言われた香港にその面影は無い。

今の香港島は無法状態に有り、犯罪者の巣窟と化していた。

その中を龍治は命をかけた武者修行の地に選んだ。

両親は死に身寄りの無い龍治は故国、日本に未練は無かった。

これから、どのような運命が待っているか考えるとワクワクして来る。

死はいつ訪れずれるのか。定かでは無いが武者修行し出来る限りサバイバルしてみよう、と龍治は思っていた。

日本では師の教えを守り修行に励んだ。

これは武術で言う守破離の守だった。

これからは離の段階。師から言われ離の為の地として香港を選んだ。

フェリーが香港島に着いた。

龍治は気を引き締めて島の地を踏んだ。

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