イカっぽう(´Д`)
最近仲良くさせて頂いているmarron-26さんがイカがお好きと。いやーわたしも好きなんですよお。と言ったら「イカで割烹書いたらいいじゃん」と言って頂いたので、今回はイカのお話をします。
イカは賢いらしい。ですな。少し前に英BBCの放送した未来の生物界では何がブレイクするのか、と言う番組をしていたのですが、次に進化する生物はイカと。まあ大脳の発達の可能性から話を進めているので鵜呑みには出来ませんが古代中国でもイカを『烏賊』と書くのは、賢いカラスを騙す天敵→賊だからだそうなのです。
そんなに賢いイカではありますが、まあこれがどうやって食べるか迷うほどに、どうやっても美味しいですねえ(*´∇`*)
お刺身は、山葵醤油でよし、おろし生姜を溶かした麺つゆでよし。我が好みは少し身に茶味がかかったスルメイカの刺身ですな。歯応えの他、肉には甘味も強いですよ。握りはアオリイカを白い短冊状に切って出すのが一般的ですが、スーパーなどでもやるようになった包丁で切れ目を入れたやつも好きです。
焼く、は漁港でよく売られている一夜干しが好きです。スルメ干しの味わいとイカ焼きの肉の食感をバランスよく味わえるのですな。
生姜醤油も美味しいですが、お酒の菜には七味マヨネーズ。漁師小屋の味です。甘辛く煮ても美味しいです。生でえぐい肝の苦味がねっとりアクセントで、お酒が長くなります。時間が経つと臭みが出るのでさっと煮がいいですな☆
また機会があればいつでも食べたいのが、沖漬けです。これ、イカを生きたままダシ醤油に漬けたものなので、肝と身それぞれにつけ汁が沁みて、塩辛にない味わいがあるですよ。今や観光地でなくても、スーパーで売られていますが、冷凍されてるため、解凍のタイミングに好みが分かれますね。
シャリシャリのルイベな感じがいいと言う方がいれば、冷たいのは食感が悪いから嫌だと言う人もいます。
わたしは、身から肝が崩れて外れるギリギリが好きです。アイスで言えば溶けかけ。ぬるすぎると生臭さが立つので要注意ですが、ダシ醤油に馴れた肝がとろりと溶ける頃合いがいいですよ☆
お酒は深情けの純米酒もいいですが、スリム美人の吟醸酒を唇に少し障るくらい冷やして。
イカのお料理、興味も食欲も尽きませんな(*´∇`*)次の進化までに一体何杯のイカが生き残れるのか?そんな詮ないことを思いつつ今夜も乾杯です(`∇´ゞ
(2015年7月5日掲載)