油ぢわぢわ正月かきもち
1月過ぎて、田舎はかきもちのシーズンです。お正月のお餅が余ったのを、そろそろ乾かして揚げ餅のお煎餅にして食べるのです。割った鏡餅などもありますが、海苔やよもぎを混ぜたりして、食べ残したお餅の固くなったのを、熱い油にたっぷり浸して、よく揚がったのを食べる( ;゜皿゜)ノシ
これがメンチにもコロッケにも、白身魚にもないお米ならでわの興奮を呼び起こす!いや、冷めたらただの揚げ煎餅かも知れませんよ?しかし真価はやはり揚げたて!フライ以上の興奮が、そこにあります!
油を浴びて蘇ったお餅は、かつてないふくふく感!硬く揚がったバリバリの部分も相まって、何より楽しむべきはこの油を含んだお餅な部分でありましょう。この興奮は揚げたてにしか味わえません。ばりりと噛めば、ふわり甘いお米の匂いが香って煎餅にはない生のお米の甘味がにじんで堪りません( *´艸`)
かっつりいけばお米の滋味とともに揚げた油がじゅわっと。サラダ油が妥当ですが、何と言っても香ばしい落花生油や米油がまた、わくわく感を増すところ。お皿にお醤油、または直接たらして。冷める前にこの極上の美味しさを味わう楽しみは、誰にも譲れません!冷やの日本酒、焼きおむすびより合うのですよお(ToT)
(2017年2月7日掲載)