表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕のエッセイ集

かぐや姫はワケあって地上にやってきた。果たしてそのワケとは!?

作者: プリンアラモード

 かぐや姫はワケあって地上にやってきたと物語「かぐや姫」の原作となった「竹取物語」には記されている。皆さんはその”ワケ”を考えたことがあるだろか?ここでは、そのワケについての自分の考えをいくつか述べたい。そのために、まず、「かぐや姫」とは、どんなお話なのかおさらいしよう(わかりやすくするため、昔話の方を使わせていただきます)。

♦物語「かぐや姫」の概要♦

竹取のお爺さんは、とある日、竹林で光る竹を見つけた。不思議に思ったので切ってみると、とても小さな女の子の赤ん坊が入っていて家に持ち帰った。お爺さんはその子を「かぐや姫」と名づけ、大切に育てた。かぐや姫はすくすくと成長し、美しい娘になった。求婚に来る人もいたが、かぐや姫は全く興味を示さなかった。それでも、お爺さんは求婚を無視できなかったので、不思議な宝物を持って来た者にかぐや姫をやることにした。数人がそれを持って来たが、すぐに偽物だとバレてしまった。そして、月を見るたびに悲しそうな顏をするかぐや姫を、お爺さんは不思議に思っていた。そこでなぜか聞いてみると、かぐや姫は月の都から来たと答えた。さらに、そのうち月に帰る日が来るという。そしてその日がやって来た。お爺さんは、かぐや姫が帰らぬよう武士を雇っていたが、月の都の者の力には及ばず、かぐや姫は帰って行ってしまった。

※昔話には記されていませんが、原作「竹取物語」にはワケがあって来たと記されています。

♦迷子!?♦

はじめに考えられるのは”迷子説”だ。これは、かぐや姫は迷子になり、地上へと迷い込んでいった。そのうちに竹の中に入ってしまいお爺さんによって引き取られたという説。なぜ、すぐ帰ろうとしなかったかについては、お爺さんとの日々が楽しくて、そのことを忘れていたと考えれば辻褄が合う。さらに、なぜ月の都の者がすぐに迎えに来なかったかについては、かぐや姫が長い間帰ってこないことはよくあって、さすがに心配したころに迎えに行ったのだと考えれば辻褄が合うだろう。う~む...。自分で言うのもなんですが、よう出来て説ですな。

♦家出してきた!?♦

次は、”家出説”。これは、かぐや姫は親とワケあって喧嘩し、家出してたまたま地上にやってきたという説だ。それならば、月を見て悲しむのは無理はない。そして、親はもうこりただろうという頃に迎えに行った。おお!この説も中々の出来だ!我ながら冴えてるぅ!⤴⤴⤴

♦チジョウヲセンリャクセヨ。♦

最後にものすご~く恐ろしい説、”地上侵略計画説”。これは、月の都の者がかぐや姫に地上を侵略して来いと言って、姫が地上に降りたったという説。しかし、かぐや姫があまりにもピュアで、心が弱かったので、月の都の者は戦力外だと感じた。それで、もういいよ。と、かぐや姫を迎えに行った。そう考えると、武士たちが月の都の者の力に及ばなかったのも辻褄が合うはずだ。なぜなら、それは人間に対抗できる兵器を開発していたからとも考えられるから。う~ん...、とてもおっかないワケだがこれも有力かも。

♦結・論!♦

結論から言わせてもらうと、自分では迷子説が一番有力なのかなと思う。皆さんはどうだろうか?感想で教えてほしい。また、あなたの考えるワケも感想で教えてほしい。

♦まとめでござる!♦

とまぁこのように、昔話についていろいろ考えてみると面白味があるように自分は感じる。皆さんもいろいろと昔話について考えてみてはどうだろう?そしたら新発見があるかも!?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] よくまとまっていて読みやすいです。 [一言] 確か月でやんごとなき罪を犯し、地上に追放された って物語に書いてあったような気がします。 その刑期?が終わったので迎えにきたとか……。 うるお…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ