06:学園と入学式(4)
どうもミケ乱です、
ちょっと色々とたてこんでたので、遅れ気味になりました、
それと多くの人に見てもらえてうれしいです、
それではつづきを~♪
06:学園と入学式(4)
<19日前>
sideルーナリー
昨日はCクラスのホブゴブリンは倒したけどこっちもかなり疲弊して傷だらけ、
その日はBクラス入り口近くでキャンプを張ることになりましたし、今日こそはBクラスまであがりますわ、
でも初手の敵のレベルが強すぎますわ、さすがBクラスのモンスターは容易にたおせません、
まず回復役をしていた後衛の一人が倒され、そのあとビーストデビルに相打ちみたいにたおされしまい、
今は私一人で2匹のビーストデビルをぎりぎりのところでよけているところですわ、
1匹づつならまだしも2匹ともなりますと、捌くので手一杯になり攻撃にも退避も出来ない状態、
このままだやられてしまいますわ、
「きゃっ!!」
不意に気が緩みの隙をつかれ剣をはじかれてしまった、不意に剣を見て振り向いたときには、
「ガア!!」
「!!?」
ビーストデビルが目の前に口を大きくあけて噛み付こうとしていた、そうこのときすべて時が停止した感覚、
もうだめ、ここまでだったのね、あの男が言ったことが現実になるのが悔しい、
目を閉じ衝撃を受け入れようとしたとき目の前にすごい風が吹き抜けた、
いつまでも衝撃がこないので目を開けると目の前には真っ暗だった、いえ、真っ黒い服が目の前にいたの、
なにって感じで見上げるとそこにはあの男がいた、どうして?なぜっと私は混乱した。
SideOut
瞬動で一気に目の前まで行くとビーストデビルの口の中に雷炎を横からいれ切り裂いた、
口を裂き、そのまま胴体まで切り裂くと投げつけるよに床にたたきつける、
するとすぐに光の粒子になって貴族っ娘の腕輪とおれの腕輪に光の粒子が入っていく、
後ろをちらっと見るとちょうど目が合わさる、貴族っ娘は混乱してるな、
ま~いい最後の1匹もたおしておくか、手に魔力を集めるとビーストデビルに向けていっきに撃ちだす、
<アクセル・シュート>
4つの魔法球がビーストデビルを囲む逃げ道すらない状態から打ち出すものだからビーストデビルも反応が遅れる、
そして4つともビーストデビルを撃ち抜く、すぐさまに光の粒子になって腕輪におさまってしまう、
雷炎を鞘に収めると振り返る、そこにはあの貴族っ娘が腰を抜かしていた、
本当に手のかかるやつだ、近くまでいって手をだして、
「腰を抜かすならBクラスなんてくるな、実力をちゃんと考えろ」
「!!?」
顔を真っ赤にしてからにらんでくる、怒ってるって言う雰囲気じゃなくなんか羞恥って感じだ、
するとぼろぼろと泣き出した、え~いきなり泣くなよ、
それでも気丈にしているのか涙以外は俺をにらんでいる、
「そんなこといわなくてもわかってます!仲間がいたら出来ると思っていましたわ」
「そうか、なら今ははどうだ?その仲間は?お前一人だろう?それでも出来ると思うか?」
「くっ・・・」
「そんな無謀だと全滅するんだ、まだここは学園が設置したダンジョンだ、だから死ぬことはないが、
これが外のダンジョンとかだったらお前は死ぬだけだぞ!!」
「・・・・」
なにも言えなくなってかただ下をうつむいていた、これだから自分を過信するやつは嫌いだ、
お前も過信してるだろうって?俺のは過信じゃなくチートがあるからだ、
にしても面倒だしな、見捨てるのもなんかいやだし、
しかたないか、まったく俺もお人よしだな・・・たまに・・・
「ったく、さっさと立て!俺はまだ先に行くつもりだ、邪魔しなければついて来い」
そういうとさっさと歩き出す、貴族っ娘も慌てて自分の剣をつかんでから俺を追ってくる、
どうやら何かを決意した目をしてるから自分で折り合いをつけたのだろう、
俺には関係ないことだ。
Sideルーナリー
私は悔しかった、自分の未熟さとそしておろかさが、
いつも親の付けた冒険者が一緒だったからだ、出来るだけ自分でしようとするが、
彼らはそんなことをさせず、私を守るだけだった、
いつも敵を一匹倒すことだけだった、Cレベルの時もそうだった、
だから複数の戦うことを知らないことに気づかされる、いつも他の冒険者がいたから
この男はそんな私に注意している、そして一緒にいてくれるみたい、
こんな愚かな私について来いといった、すこしうれしい、
邪魔などしない、ぜったいこの男の強さを学んであげるんだから、
そして私を絶対に認めさせてあげるんだから、私はもっと上を目指すために。
SideOut
「これにて最終試験をおわります、明日の昼ごろに学園の方で順位とクラスを発表しますので、
では皆さんおつかれさまでした」
「「「「「おつかれ~」」」」」
大抵のやつらは中で連帯感が増したのかおのおのに話だす、
俺は基本的一人だからそういうのはあまりない、ただし・・・
「あ~そこの君、たしかセーマ・カミザキ君だね?ちょっと話したいことがあるから来てくれるかな?」
一人の女性試験管、さっき説明してた人だ、
「はい、なんでしょ?」
一応近くによってから話を聞こうとする、何人か回りにいたスタッフも緊張と興味のまなざしだ、
「今回のトップは君だから入学式での新入生挨拶を君になることに決まったから」
「なるほど・・・」
「ですから入学式までにこの文を覚えてきてください、これは学院の上党部の者が作成したやつです」
一つの封筒を渡される、そんなに厚いものではなく、
紙2枚くらいの大きさだ、あけて中をみると数個の空きスペース意外はかなり風物詩や風習を織り込まれてる、
書かれていない場所ははじめと終わりの名前を言う場所だけだ、後はそのままでいいっと言うことになった。
<入学当日>
そんなこんなで今の俺がいるんだが、はっきり言って面倒だった、
ある意味注目の的って感じだ、下手しなければいいけど目をつけられることは確かだ、
昨日あった上党部の人たちにも一応目につけられたらしい、なんせBクラスの階層まで単体で行ったんだから、
上党部は元の世界の生徒会みたいな組織、俺はそこに入る事になった、
また上党部に入るのは俺以外にも上位6名が入る事になってる、もちろんあの貴族っ娘も一緒だ、
ちなみに今は体育館のなか、俺は講堂の上で先生やら教頭と校長と上党部代表と学年代表、
俺は新入生代表になった、テストより実績がこの学校の伝統らしく俺が代表に選ばれた、
校長の長い挨拶のあとに俺の出番となった、
「新入生代表セーマ・カミザキ」
「はい!」
さ~今日からこの学園の生活だ、どんな波乱がおきるやら。
つづく
ミケ乱「あとがきコーナー!!」
聖真「やっとつづきか」
ミ「しかたないじゃん今回はすごく長く書くことになったから」
聖「それにしてもあの貴族っ娘の反応はなんだ?」
ミ「見たらわかるんじゃん」
聖「なにが?」
ミ「(絶対鈍感だな、ま~主人公補正だろうけど・・・)」
聖「なんか不快な事思っただろう?」
ミ「いいえ、別に~」
聖「ま~いい、で~次回はなんだ?」
ミ「次回はもちのロンで学園生活の話~」
聖「なら静かでいいな、はっきり言って疲れる」
ミ「どころがどっこい!そう簡単でもないんだよ~」
聖「は~不幸だ・・・」
ミ「それが主人公の運命!」
聖「そんな運命いらんわい!(ロングアッパー)」
ミ「へぶし!!!」
聖「ま~こいつは気絶したので次回でも紹介するか」
ミ「気絶・・・し・・て・・ない・・・」
聖「(無視)次回は07:学園とクラス ってことで」
ミ「(復活)光あるところ影が出る、それはどんなときでもおきること!」
聖「お前は向こういってろ(回転蹴り上げ)」
ミ「ぐっふぅぅぅぅぅ!!!」(キラン☆)
聖「次回もよろしく」