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極相色彩のケイオスライン  作者: 路崎舞
断章『エピローグ』
38/41

断章■話『再臨』


 ――ソランデュー国王の演説から一日後、商業大国ネヘランドミル某所。


「フォレオス王は甘すぎる! 世界平和だなどとほざいていたが、他者を他国を盲信するなど為政者として言語道断!」

 怒りを隠さず中年の男が怒号を上げる。


「先王の時分はこちらに牙が向かないよう御しきれていたらしいが、後継がこうも隠蔽も暗躍も知らない暗君とはな。……先が思いやられる」

 氷を内部に敷き詰めた青年が憂慮する。


『……』

 口を閉ざした少女は静かに経過を見守る。


「あえて、そう思わせるための策略という可能性もあるのでは?」

 冷静に、公平な目線で男が問いかける。


「いや、そうだとしても全世界に蘇生魔法の存在が知れ渡ることによる混乱は無視できまい。現王が多大な危険を承知の上で打算的に行動できる男だとは到底思えん」

 先程の怒号とは打って変わった落ち着きで、強面の中年が応答する。


「じゃとて、実際にそれを公表した訳じゃから、それも織り込み済みでの戦略という可能性は誰にも否定できんじゃろ」

 歴戦を感じさせる声質で老人が意見を述べる。


「翁の言う通りですわ。ネヘランドミルが唯一他国に劣るものは武力。各国の思惑が渦巻き予測不可能となった時、真っ先に存亡の危機に瀕するのは我が国でしてよ」

 品のある言葉使いの令嬢が現状の課題を明確にする。


「そもそも、概念が周知された時点で手遅れだと思うが。ソランデュー国王評より優先すべき事があるだろ」

 鋭い眼光の男が冷気の帯びた提言をする。


「だとしてもどうするの? 結局、我達が持ち得る手段も元手の種類も限られてるんじゃないの?」

 この場にそぐわない年齢の男児が素朴な疑問を投げかける。



 ――大国の行く末を担う要人が、各々の知恵を総動員して討議を進めている。席は八、人は七。一人欠けてはいるものの、当事者達はその無断欠席を特に気に止めていなかった。

 そもそもその人物が現れると決まって面倒事がより厄介になる。『八守銭』随一の問題児である彼はいない方が都合が良い。それが、この場にいる大商人らの総意だった。




「――おやおや、何を困っておいでです?」


 ――そして、いやに通る声が入口付近から響き、先程の総意が崩壊しても、『八守銭』は何食わぬ顔で新参者の問題児を迎え入れた。


「あ! ヴィクトムさん、もう始まってるよー。大事な会議だから、早く早く! ほら、我の隣に」


「はははー相変わらずの無邪気さですね『幼怪(ようかい)』殿。はいはい分かりやしたそちらに座ればいいんですね、そうせがまなくともそうさせてもらいやす」


 男児――『幼怪』の無遠慮の計らいに乗り、八人目の『八守銭』がおもむろに着席する。その様子を見届けた後、剛直な顔付きをした中年の男が腕を組み睨む。


「……遅かったでは無いか、ヴィクトム卿」


「いやはや、顧客と少々揉めてしまいやしてね。それで? お歴々が揃って何をお話で?」


「ええ、それが「いえ言わずとも結構ですこう見えて僕観察眼には自信があるんですよ『理買(りかい)』殿。なので粗方察しがついてやして」……」


 自分から尋ねておいて返答を突っぱねる自由奔放さに、数年来の付き合いである理知的な男――『理買』も流石に押し黙る。


「要するに自衛の手段が欲しいのでしょう? 『侵色』に『蒼氷』、それと『金獣』、『紅光』――はもういないんでしたっけ。ともかく、一騎当千の実力者を四人も抱える王国と、皇帝そのものが戦力の象徴である帝国――あぁ、『純白の聖女』なんてのもいやしたね。致命傷ぐらいじゃ軽く戦線復帰させてくる厄介な怪物。あれが皇帝が終始戦場に赴かなかった理由でしょう。……とまぁその両国のうち片方でもこちらに目を向けてしまえば、商売だけで三大大国に躍り出た我が国では到底太刀打ちできないのは火に飛び込むより明らかですからね」「でも心配要らないんじゃないです? そもそもこちらを叩く不利益が多すぎやす。世界経済を牛耳っている、言い換えると世界各国が貿易相手として頼っている我が国を敵に回すとなると最終的に世界を巻き込んだ戦争になりかねやせん。それに他国でのお歴々の暗躍、少し前のだと小国侵略の虜になっていた先王に世界征服の道標を提示して焚き付けたことなんかもきっと引き出しの奥底に沈んでやすよ。現王はお花畑のようですし、彼らにはこちらを攻める理由がない。お歴々が心配するまでもないと僕なんかは思っちゃいやすがそこんとこどなんでしょ?」


「う、うむ。それも……そうなのだが……」

 問題児の独壇場、それも内容に非の打ち所がなく、堂々としていた屈強な男の語気が弱まる。


「でしょでしょう!? と廃棄してもいいんですが何とこれまたびっくりな僕持ち寄りの耳寄り情報があるんです! 聞いていきやせん?」


「……どうせ金とるんじゃろ」

 嗄れた声で老人が尋ねる。


「ここをどこだとお思いで? 等価交換は商人の鉄則、僕はお歴々を『信用』してるので後払いで構いやせんよ。――お一人金貨三百枚でどうです?」


 ネヘランドミル内で流通している金貨一枚の価値は、一人あたりの食費一ヶ月分ほど。それが三百枚となると数年は遊んで暮らせる大金である。

 それを端金とするぐらいに彼らは富んでいた。


「……想像していたより合理的な値段だな」


「貴殿、本当にあのヴィクトム卿か? まともすぎて逆に不安になるぞ!」


「相も変わらずベラベラとよくもまぁ舌が回るものです。しかして、今回のは少々評価に困りますね……」


「はは、さぁどうしやすか? 金貨三百枚ちょっとで値段の付けられない大国の未来を守る――贔屓目に見ても迷う余地などないと思いやすが」


 氷のような青年、岩のようなやかましい強面、皮肉を発する『理買』の反応を受けても表情を変えず、ヴィクトムが揺さぶりに出る。


 長い、長い沈黙が流れた。実時間にして五分、辺りを支配していた重い空気を打ち破ったのはため息混じりの冷気だった。


「……取引成立だ。依存は無いな?」


「――非常に不本意だが、仕方なかろう」

「……私も異議はありませんわ、『冷狼(れいろう)』卿。ヴィクトム卿には思うところだらけですが」

「一番貸しを作りたくない相手に貸し作ってしまった感が否めんのじゃがね」


「あっははー、毎度ありー! ではでは」


 突き刺す冷気を帯びた青年――『冷狼』の確認への、いかつい面持ちをした中年と気品溢れる令嬢、眉を弄る老人の渋々といった返事を気にも止めず、『八守銭』随一の問題児は満面の笑みで、本題を溜めに溜める。辺りは静寂に包まれ、唾を飲み込む音までもが明瞭に聞こえる。


「……」


「――」


「…………ッ!」


 いよいよ堪忍ならなくなった苛烈な中年が、笑顔を貼り付けて動かない道化に唾を飛ばした。


「おい、ヴィクトム卿! 早く言わ「僕は、蘇生魔法の使用方法を知っていやす」


「――は、はぁぁぁ!?」

「何じゃと!?」

「……嘘ではないだろうな?」


「当然! 僕達という人種がどれだけ商談の中で正直者か、ご存知でしょう?」


「それはそうだが……」


「にしても、どのようにして知ったのですか?」


「それは企業秘密ということでー」


 あっははー、と笑い飛ばす男を見る目はどれも笑っていなかった。



「……待て。この流れ、嫌な予感がするんじゃが」


「おやおや、流石に翁には気付かれちゃいやしたか。年の功ですかね。はたまた『静観』の経験則? それとも他のお歴々がまだまだ苦虫を噛み潰し足りないのか」


「――なんだと?」

「まさか、国相手の取引すら担ってきた私達を愚弄するつもりですか?」

「……ヴィクトムさん、いくら我でもそれは見過ごせないよ? とりあえず喉潰しとく?」


 明らかな煽りに『冷狼』、『理買』、『幼怪』がそれぞれ怒りをあらわにする。それを受けてもヴィクトムの笑顔は剥がれなかった。


「あっははー、香ばしいですねぇ! まいいでしょいいでしょう。それにしてもつい先日その存在が知れ渡った蘇生魔法。世界に一通り――『紅光』の例外はありやすが便宜上不問としやす――それしか無かった『魔法』という分野に新たな種類が追加された。それだけでなく、今度は死者に命を授けられると来やした。はてさて、一体どれだけの人間がその情報を巡って目を血走らせるんでしょうね」


「……続けなさいな」

 高貴な令嬢が先を促す。


「言われなくともー。そしてそんな情報を関係者以外で唯一持ってる僕といったら言わば世界各地から引く手数多の大商人じゃないですか。需要だらけの市場を一人独占してる訳じゃないですか。その僕が! 特別に! 普段の懇意の礼としてお歴々に真っ先に持ちかけているわけです。長期的に考えたら誰が見てもよだれが首を流れる案件ですよ」


「……相変わらず比喩が独特なのが癪に障りますが、確かに一理ありますね」

「そうだな。比喩が気色悪いのはさておき」

「言うなれば優先交渉権ということじゃろ。……喩え話はともかくとして」


「あれれ!? ヴィクトム卿傷付いちゃいやしたよ!?」


 内容への理解は得られたものの思いの外喩え話に対する同意が得られず、ヴィクトムが複雑な内心を発露する。だが、比喩に難を示した『理買』『冷狼』、老人――『静観』を含めたその場にいる誰もがヴィクトムの茶番に何の反応も示さなかった。


「相変わらずつれないですねぇ。こほん。気を取り直して――一人白金貨二百枚の追加で蘇生魔法の使用方法をお伝えしやしょう。あ、先に言っておきやすがちゃんとネヘランドミルでも実行可能な内容ですからね? 僕、そんな詐欺紛いな事しやせんから。なにせ『信念無くして生は無い』がモットーですので!」


 白金貨一枚は金貨五百枚相当であり、白金貨二百枚は一般人が人生を十五周してもお釣りが出るほどの大金である。


「これまた絶妙な……」

「足元見られてますね」

「……払うしか無いじゃろ。こうなったのも、フォレオス王を手駒にできなかった儂らの責任じゃからな」



「交渉成立、ですね! ではでは」


 中年、『理買』『静観』の返答に、異端児は再び満面の笑みに切り替えると、今度は時間を置かずに商品を提供した。


「ソランデュー王国が秘していた蘇生魔法、その使用方法は――」



 □ ■ □



「――ひとまず、金銭はお支払いしましょう。それだけの価値が確かに今の話にはありました。しかし、ネヘランドミルの統治組織『八守銭』として一つ確認しなければならないことがあります」


「んん? どしたのですか『理買』殿? 僕の関心のあることなら基本何でも聞きやすよ?」


「――単刀直入にお尋ねします。私達の目を盗んで、王国に何度も密入国していましたね?」


「はいそれが何か?」


「……あっさり認めるんですのね」


「意外でしたか? 『灼炎嬢』殿。そもそも別に隠す事でもないですしここで嘘をついても損失が多すぎやす」


 その理屈には令嬢――『灼炎嬢』も反論の余地は無いが、『理買』の詰問にあっさりと白旗を上げたヴィクトムは解釈違いだった。その違和感を突き詰めようとする『灼炎嬢』に目で合図を送り、『理買』が再び切り込む。


「質問を変えましょう。――王国で、あなたは何をしていたのですか?」


「おやおやそんなことをお聞きに? 王国って百年前の天才科学者によって生み出されたすごーい発明品がゴロゴロあるじゃないですか。その中でも自動無線機って特に金になると思うんですよねー」


「……待てヴィクトム卿。嘘だと言ってくれ。よもや、秘密裏に王国と交渉などはしていまい?」


「何故そのような反応になるか分かりやせんが、その通りですよ『熱徹』殿? お金はいくらでも払うから自動無線機の共同研究させてくれやせんかって騎士の方に国王宛のお手紙を何通か」


 絶句。これまでヴィクトムの無法ぶりをこれでもかと体験してきた『八守銭』をして、絶句以外の反応が取れなかった。最悪の想像の否定を望んだ苛烈な中年――『熱徹』も、これには押し黙ることしかできなかった。


「あと戦争の仲裁役を買って出る旨もお伝えしやしたね。帝国の方には僕のツテを使いやしたが、まぁ無事皇帝の目には入ったでしょう」


「そ、れは……個人としての取引か? それとも……」


 なんとか、声を振り絞り『冷狼』が確「どうして個人で取引する必要がありやしょう? 僕って皆さんと同じ『八守銭』ですよね? ネヘランドミルの政治や人事、それと貿易を担う八人の大富豪のうちの一人ですよね? であればいずれ我が国に莫大な富をもたらすに違いない商機は国一丸となって掴み取らなければ! 僕、何かおかしいこと言ってやす?」


「お、お、おかしいことだらけだ!! 何故それを私達に相談しない!! 貴殿も言った通り、我々は八人で『八守銭』なのだぞ!?」


「ええですからきちんと書き示しておきましたよ。『本取引及び提案は我々『八守銭』の総意である』と」


「何も分かっとらんではないかっ!!」


「――『熱徹』、無駄だ。ヴィクトムに言葉は通じない」

 腕を組み目を伏せる『冷狼』が、『熱徹』の燃え盛る熱を宥める。


「はぁ。仲介云々はともかくとして、どうしてこんな短期間でこんなにも面倒事を増やせるんですの?」

 ため息混じりに『灼炎嬢』が眉間に手をやり呆れを露わにする。


『……』

 沈黙を貫く銀髪の少女が、熱気を冷ます冷気をチラと見てから『灼炎嬢』お手製の紅茶を覗き込む。


「まぁ我は面白ければ何でもいいかな。お金ならいくらでも払えるし!」

 そう言い無邪気な『幼怪』は異端児の勝手を容認する。


「金銭だけならまだ良かった。じゃが、あろうことか他国の戦争に勝手に首を突っ込みおって……何を考えとる?」

 落ち着いた声音に静かな怒りを込めて、『静観』が尋ねる。 


「何って、甘い汁をすすることですが? それに両国にとっての要となれればこの国も安泰でしょう?」

 唯一異名を与えられていない『八守銭』が、あっけらかんと返答する。


「よくも大国相手にそうも豪胆になれますね。そもそも仮に取引が成立したとして、研究成果を上げられる保証はないのですよ? 何の益も生まない可能性は考えなかったのですか?」

 商人であれば誰でも弁えている危機管理。それを度外視した行動の真意を尋ねる『理買』の問いに、ヴィクトムは、


「簡単です。――目先の損失より未来の利益、ですよ」


 と、そうズレた返答で応じる。そうして『理買』の目をこれでもかと細めさせた事も気にしないままヴィクトムは勢いよく立ち上がり、楕円形の机に背を向ける。


「ま、いいでしょいいでしょう。では僕はこれで。せっかく苦労して手に入れた商材なんですから効果的に扱ってくださいねー」


 ヒラヒラと手を振り『八守銭』一の問題児が退室す――る寸前で、『静観』が待ったをかける。


「待て、ヴィクトム卿。まだ、必要な情報が聞けとらんじゃろ」


「んん? 僕は誠心誠意、余すこと無くお伝えしたつもりでしたが。あ、そいえば王国が提示した条件を呑み契約を締結する旨の書類を伝書鳩で送ったのは言っていやせんでしたね。ともあれ今日辺りには沙汰が来るでしょうから気長にお待ちいただければ!」


「……。…………。蘇生魔法の使い方は分かった。じゃが、それを誰がやるかは――誰が適任かは聞かされとらん」


「…………あははー、そいえばそうでしたね! 僕としたことが失念しちゃってやした。お詫びとして白金貨七枚まけやしょう」


 舌を出してそう詫びるヴィクトムに、『静観』は瞑目する。その反応に頷き、「入っていいですよー」と間の抜けた声で扉の奥へと呼びかけた。


 その呼びかけに呼応するように、扉が重々しく開き、一人の女が姿を現す。



 晴天を思わせる透き通った水髪の持ち主だ。首元で切り揃えられていながらも、左目を覆い隠す前髪は長く、隠されていない方の瞳は深紫色をしている。


 招かれざる客人である彼女は『八守銭』の注目を意に介さず、一歩一歩、ヴィクトムの元へと足を進めていく。そうして隣に控えた黒衣の少女に笑いかけ、ヴィクトムは目を見張る『八守銭』に向き直り、片目を瞑る。


「ご紹介がまだでしたね。こちらは️フローラ。先の戦場で路頭に迷っていた所を僕が保護しやした。えぇそうです――帝国の『癒し手』ですよ」



 大商人にそう紹介され、『八守銭』の視線を一身に浴びてもそのシスター――️フローラは微動だにしない。『侵色』された右目で虚空を見つめるのみだった。


 

   □■□          □■□



 ――その日、再び世界の理が捻じ曲げられた。


「――――」


 四つある内の一つ。台座に横たわっていた――否、仰向けに置かれていたそれがゆっくりと目を開ける。歳は中頃だろうか。筋骨隆々なその体付きからはかつて剣に携わっていたことが見て取れる。

 周囲を見渡し何かを悟った風の青髪の男の傍ら、次いで目を覚ましたのは緑髪の少女だった。


「――え? ええ?」


 簡素な衣に身を包み、予期せぬ覚醒に黄色い瞳を丸くして狼狽えている。華奢な体を見るに戦闘に秀でていないことが明らかな、普通の少女だった。



「――ふふふ」


 短髪の少女が目をキョロキョロさせ困惑を露わにする最中、普通とは対称的な、それでいて掠れるような含み笑いが静寂を揺さぶる。自然、その場の誰もが音の発信源へと意識を向ける。それを歯牙にもかけずに、ソレは大きく深呼吸する。


「わーっはっはっはっは!!」


 続く上機嫌な高笑いにその場の誰もが唖然とする。だが、視線を一身に集めるその女性は周囲の反応などお構いなしに独壇場を継続する。


「生き返った……生き返ったぞ助手君よ! ボク達が生前不可能と烙印を押した蘇生技術が、この時代では実用化されているのだ! ……あぁ実に愉快ッ!!」


 一人悦に浸る白金髪の女性――というには見た目が幼く身長も低いが――ソレを前に、その場の誰もが絶句した。何を言っているんだこいつは、と冷ややかな視線を向けられていることなど気にもとめず、その銀色の目に光を灯して続ける。


「世界よ、刮目して待つがいい! このボク――■■⬛︎・■■■■と助手君がお前の全てを暴いてやろう!」


 鋭い八重歯を光らせ、大胆不敵な笑顔で世界に向けて宣戦布告する女性。




 ――かつて「世界」に干渉した百年前の天才科学者が、この日死の束縛から解き放たれた。





ここまでお読みいただきありがとうございました〜っ!!✨✨

断章『エピローグ』、堂々終幕です……!

ほのぼの9.5割で私も癒される日々でした。副題の『エピローグ』に相応しい内容だったのではないでしょうか。

皆生き返れてハッピーエンド!✨

やさしいせかいがそこにあるーー。


断章完結記念に「マシュマロ」を始めてみました。

【https://marshmallow-qa.com/116fffnttdqkob2】

本編・キャラ・設定・裏話に関する質問、私個人に関する質問などなど、何かありましたらこちらにどうぞ!


長々と失礼いたしました。

では皆様、今後とも極ケラをよろ『ーーん? なんだ、変な信号を捉えたと思えば……。あぁ、そういう事か。ふっ、ならばボクが言うべきことは一つだな。ーーわーっはっは! そこの君よ、ボクと助手君の活躍を、首が捻れるまで待ち望むといい!!』


ーーー


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