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天才(馬鹿)とサンタは紙一重  作者: 紫雲
発見器と出会い編
5/9

とある一軒家と馬鹿

今現在、吾析と琥珀はとある一軒家の目の前に立っている。というのもサンタクロース発見器が示した場所がここだったからだ。



「どうやら発見器の反応はここのようだな。」



そういう吾析に琥珀は疑いの目で質問をする。



「ホントに発見出来るんですか?ジョークグッズな気が...」



ん...確かに、ぶっちゃけ俺も疑っている。だってサンタクロースの家といえばもっとこう凄いはずだ。だがしかし、目の前にある家は普通すぎる。

未来で手に入れたときは、確かに政府からの手渡しだった気がする。俺には未来での自由はあまりなく、欲しいものがあったら頼むしかなかった。頼んで持ってきてもらった物である為、正確性などは分からなかった。何せ、裸の状態で持たされたのだから。だが!この俺は天才だ。騙されるはすがない!きっと本物だ!



「ん?誰だい?」



そうこうしている内に中から人が老婆が出てきた。

見た目は老婆であるがとても健康そうだ。



「済まないが、ここにサンタクロースがいるんだろう?会わせてくれないか?」



「......なにを言ってるんだい?ここは私と娘の2人しか住んでいないよ?」



老婆は何が何だかわからないような顔で言った。



「武藤さん、やっぱり無理ですって。((でも確かに親=サンタだからあながち間違えでは無いのかも...」



琥珀が何かを言っていたが吾析はお構いなしだ。

少しの間をおいて、見かねた老婆は吾析達に言った。



「まぁせっかく来たんならお茶ぐらいなら出してやるさ。入りな。」



中に入ると外観からは想像も出来ないような装飾が施されていた。何やら高そうな壺や絵が沢山ある。



「中々にいい高そうな装飾だ。仕事は何をしているんだ?」



「ああ。それは貰い物だよ。いささか人間関係は多い方でね。仕事は...今はやってないよ。」



「今は?何故、仕事を辞めたんだ?もしかして!?貴方もサンタクロース発見器を手に入れて探しに行こうと!?」



吾析は自分と似た境遇の老婆を自分と重ねて、名推理をしだした。



「武藤さん、本気で言ってますか!?」



琥珀も驚愕して、目の前にいる男の頭は大丈夫なのか心配になりだした。



「...何を言ってるかは分からないが、私が仕事をしてないのは病気の娘の看病の為さ。」



老婆はそう言うと椅子から立ち上がり、吾析達を手招きしながら「ついてきな。」と言った。

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