表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

変死体

作者: MANA

前回の続き。


日本の防衛省でまたまた極秘の会議が開かれていた。


「あの変死体だが、殺されるまでの詳しい経緯はわかったのか?」

「犯人は店に勤めていた女の子と思われますが、


具体的なところには不明なところが多々あります」


「業者が借り上げたマンションで逢い引きか」

「あの会社は仮想敵国とつながっているな」


「あの店は今どうなってる?」


「事件の前に売却されて、現在はあの会社とは無関係のバーになっています」


「ハニートラップの女たちの消息はわかったのか?」

「空港の出国データには該当者がいません」


「船で密航したのか?」

「その可能性がかなり高いと思われます」


「防衛システムの最新情報は無事か?」

「それですが、限られた人間が毎晩遅くまで働くことが改善されていません」


「研究開発のデータは随時アップデートされているが、


管理職の頭は旧態依然だ」


「夜遅くまで働くのは勤勉」

「最新情報が漏洩したことを前提にせざるをえない」


「わが国のアキレス腱は原発だ」

「完全に守れるのか?」


「率直に言うと不可能です」

「敵のミサイルを撃ち落とすのは無理か?」


「命中率の向上につとめていますが、10%にはほど遠いのが現状です」


一室の夜は更けていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ