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剣工少女と聖剣士  作者: 夜祭葫十郎
おまけ
40/42

参考資料その2:地域紹介

※ご注意

 これは本編から独立したおまけです。


 参考資料その2、登場する地域および施設の紹介です。地図などといった気の利いた物は描けないので文章のみの説明になります。

【ソルディランド王国】

 大陸西部に位置する王国。

 かなりの歴史を持つが、半年前に国王が亡くなって以来、世継ぎが決まらず混乱に陥っている。

 特産品の一つに武具があり、国内には武器職人が多くレベルも高い。


【王都】

 王国の中枢たる王城を擁する都市。

 アレスやレイチェルの出身地であり、この物語が始まる直前まで住んでいた場所でもある。

 文化的にも物質的にも王国で最も栄えているが、大都市故に当然貧しい市民も多く存在する。

 王都をはじめとした都市部では、地位や財産のある者ほど結婚相手(男女とも)に相応の出自や高い教養レベルを求める傾向が強い。

 この国にしては比較的珍しく、一般市民に至るまで日常的な入浴の習慣がある。


【王軍訓練場】

 王都の外れに存在する、王軍兵や騎士見習いのための訓練場。

 アレス達の暮らしていた孤児院の近所に存在する。


【ブルワージュ学園】

 王都に存在する名門校。十一歳から十八歳くらいを対象とした中等教育機関(なお学者や教師を目指すのでもない限り、ここから更に高等教育機関に進学することは一般的ではない)。

 入学には身分による制限は無いものの、非常に高い能力と学費を要求されるため、生徒の多くは貴族か豪商の子弟である。

 ただし、特に優秀な成績の者は特待生として扱われ、国から学費の九割が補助される。


【ロイエル学園】

 ブルワージュ学園と双璧をなすと言われる名門校。

 貴族の子弟に英才教育を施すのが目的であるため、入学は貴族の子弟に限定される。


【モフトの街】

 辺境の街。王都から東方面、早馬で一週間ほどの距離にある。

 西にはモフトよりも大きなソフェーンの街、東には対魔境防衛を担うヴァルゴ砦、南には大きな湿地帯があり、そして北には無数とも言える山々が峰を連ねている。

 この街に寄り添うような形で、北の山々の間や南の湿地帯に面した地域にはいくつもの農村が散らばり、モフトやソフェーンをはじめとした街への食料供給源になっている。


【ティティスの村】

 モフトから歩いて四時間ほどの場所にある、山間の村。主要な産業は農業と林業。

 近隣の多くの村と同じように、この村の中心にも武天使教会が建てられている。

 元々山賊の多い土地柄であるため、霊剣士で構成される自警団「八闘神」をはじめとした、およそ農村にあるまじき強固な防衛体制が敷かれていたが、それでも一年前に山賊による大規模な襲撃を受け、多くの男手を失ってしまった。以来、村は強固な木壁で囲われ、攻城兵器でもなければ落とせそうにないほどに要塞化されている。

 多くの農村と同じく、この村でも子供の頃に親同士が許婚を決め、十五になれば結婚し、妻は家事や畑仕事で夫を支えて行く、という生き方が常識とされている。しかし一年前の襲撃の折、多くの女性が夫や許婚を失っているため、今後もこの構図が続くかどうかはわからない。


【ガンドリック工房】

 ティティスの村に存在する武器工房。その名前は王都にまで届く程度には知られていた。

 村人のための日用品や農具を作る鍛冶屋としても機能している。

 しかし一年前の山賊による村襲撃の折、初代の工房主が命を落としており、その後どうなったかは伝わっていない。


【スーザン商会】

 モフト近辺を根城にする、このあたりでは最大規模を誇る武器商。


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