死神+アサシンの選別話①
今まで書いた小説をエタらせまくってる海鮮さんが、新しい小説を書きたがっているそうです。
ワァァァァァァ!!!
「レディースアーンジェントルメーンの皆さまァ!ただいまからイベント出場枠を賭けたバトルロワイアルの始まりだぁ!!!」
『尚、実況は隣のフルスさんで解説は私ヘルプです。以後お見知りおきを』
「さぁ!まずはサバイバルバトル!100人の中から四人まで絞るぞ!レッツバトル!」
ワァァァァァァ!!!
今俺はイベント前特設会場のコロッセオ的な闘技場へランシェと一緒に来ている。勿論だが観客席にだが。
「弱点とか癖とかがここで分かれば楽になるが…」
「ん!?口の中に爆発が!?」
ランシェはコーラを飲みながら驚いている。炭酸のことを爆発に例えたらしい。
ゴスッ…
「ほら、闘いが始まるから集中集中」
「うぅ…、了解です主殿」
何だかなー、この主殿ってのにまだ慣れないな…。取り敢えず気になるプレーヤーはリークして、武器や使う魔法とかをメモっとこう。
「さぁ!選手たちの入場です!」
ガチャガチャと鎧の音を立てて暗い入り口から沢山のプレーヤー達が出てくる。
「さぁ!バ・ト・ル!」
「スタァァァァァァァァトォォォォォォォォ!!!」
ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!
熱気は最高潮、選手たちは近くのプレーヤーを斬りつけたり、魔法をぶちかましたりで大乱闘している。
「ーーー!!!」
熱気で全く声が聞こえないが、魔法を打ったらしい。回りから水が溢れてきて、それが回りだした。
『あれは水属性魔法の渦潮ですね。範囲魔法で多対一には向いていますがここで使われたらたまったものではないでしょう』
ザブゥゥァァァァァ!!!
「ーーーのここー!!!」
また熱気で聞こえないが、少し聞こえた。
『あれは鋼の心!!!鋼を食べたら入手できる運営のネタスキルを何故!?』
運営ェ…、それよりも使ったプレーヤーと鋼の心で体が鋼になり、流されたかったプレーヤーと他のプレーヤーを蹴って飛び上がったプレーヤーと、武器がドリルという男の浪漫を武器にしていたプレーヤーが穴を掘りやり過ごした、の四人が残っている。つまりこいつらの勝ちである。
「渦潮と、鋼の心。残り二人のプレーヤーが分からなかったな。諦めるか…」
そう言って、第二陣が来るのを待った。
「ん?爆発しない?」
あ、炭酸抜けたっぽい。
夏は海?山?海鮮さんは海行きたいですね~。




