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神クラスの隠しキャラでチートな死神+アサシンプレイをしようと思う  作者: ぎぜんしゃ!
食い違うはじめの国とチート死神+アサシンだそうです
18/34

VS漆黒狼だそうです 2

皆~、起きてる~?俺は~、起きてる~!


「うぉぉ!『斬舞』『斬舞』『斬舞』!!!」


影で縛って、腹へと目にもとまらぬ早さで斬りつける。短剣でやっているぶんリーチが少ないが、動けなきゃ無問題(モーマンタイ)だ。


「ぐろろぉ…」


ズサァー……


今ので五体目が倒れる。が、アーツを使用した後の硬直を狙われ、噛みついて来ようとする。


影移動(シャドーウォーク)!!!クソッ!MPが無いからここで遠距離攻撃が出来ない!」


何時もならここで闇魔法の二、三発を撃ち込むがむやみやたらに、死属性魔法を使ってしまってそれが出来ない。


「こんなんだったら、運営の思い通りに動けば良かった!」


かなりの速さで走りながら愚痴を溢す。ステータスが今まである程度あったから良かったものの、今では二対一だ。それにボスだ、流石に死ねる。


「ん?そうだ、策を打とう。奴らは鼻と耳が良い奴だし行けるだろ」


そう言い、おもむろに短剣を投げる。が、投球スキルが無いのでダメージも無いし、リアルと同じ速さでしか飛ばない。


「別にかわされてもいい、つーかかわせ!」


通じたのか分からないが、避けられた………………余裕を持って。


「ウグググッ!まてまてクールになれよ俺」策を打った多分勝てる、つまり慌てなくてもOK


苛立つ心を静め、広く場所を見る。短剣はどうやら入り口付近の少し壁がくぼんだ所へ刺さっている。


「よしっ!!一気に走れェェェ!!!」


その短剣へと急いで走る走る。もちろん狼は後ろを追いかけてくる。


「着いた!後は間合いに入れば……」


俺は短剣に背を向け、狼達を待つ。


「「グルルルルッ!!!ガアッ!!」」


「今だ!『影壁』からの~!!!」


俺は後ろに刺さっている短剣を、もう片方の短剣で思い切り叩きつける。


―――キィィィィィィィン!!!!


今、くぼんだ所は影壁で包まれ、ドームのようになり、音が響くようになっている。そこで俺ら人の聴覚でも耳障りな音を、もっと耳の良い奴が大音量で聞いたら?


「クワァン!?」「クベッ!」


「うるせぇ……。まぁ賭けには勝った」


ニヤリと口を三日月状に歪ませる。


「一撃で殺ってやるよ『弐連刺し』!!!」


抜いた短剣で弱点の眉間を2連で突く。俺は急所への与えるダメージはかなりの補正がかかっている。それほボスの低い体力を削り取る位には。


ズガッ!ズガッ!


「もういっちょ!『弐連刺し』!!!」


ズガッ!ズガッ!


「グガァ……」「ア、ア、ァ、ァ……」


最後の二体が同時に倒れる。そこで何処からかアナウンスがかかる。


『第一のボス シャドーウルフリーダーが討伐されました。また、この漆黒狼の巣穴はステージを出るまではセーフティエリアとなります。それでは引き続きゲームをお楽しみ下さい』


そこで、眠気が俺を襲った。

まぁ、報酬は、次~辺りにね、うん、まぁ、ま、また、明日!

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