10000ユニーク達成記念だそうです
気づいたら20000ユニーク達成していたので、遅いですが10000ユニーク達成記念のやつを書きました。見なくても体に悪影響はありません。今後の話の流れとかは影響は粉微塵程あるかな程度です
「そう言えば、朝御飯食べてないっけ?後仕事も最近してないしなー」
俺は取り敢えず冷蔵庫から卵や鮭、味噌等を取り出す。
「仕事…………ノルマが後9セットだっけ?朝御飯食べてからやろう」
高校生なのにバリバリ稼いでる俺って……、と思いながら朝御飯を作る。
「少しボーっとするな…顔でも洗おうかな」
後は煮るだけの味噌汁にタイマーを掛けて洗面所へ行く。
バシャバシャ
「ふー、ってあれ?俺ってこんなに白髪生えてたっけ?」
洗面所にある三面鏡には地毛である黒髪に所々白髪や灰色の髪が生えた俺が写っていた。
「んー?老けた?」
PPPPPPPP…PPPPPPPP…
タイマーの音が鳴り響く。味噌汁は余り煮ると辛くなるので、足早に台所へ向かう。
「あー、そう言えばワカメ入れて無かったな…まぁ良いや早いとこ食べてしまおう」
余談だが今の俺は独り暮らしをしている。仕送りは貰っていない、むしろ拒否している。まぁお金位は自分でどうにかしないといけないからな。
んで、家賃298,000円のマンションに住んでいる。 まぁ部屋は寝室や台所と洗面所、仕事部屋位しか使ってないからとても勿体無い気がする。
「そういやちゃんと鋼って在庫あったっけ?まぁ今はご飯を楽しもう」
鮭を一口大に切って米と共に口へ運ぶ。
「やはり日本の朝はこれだねー!」
そう言い箸を進めていく。
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今の世界は、科学が進歩していき便利になる反面、その機械等の穴をついた犯罪が増えてきている。もちろん人が直接手を下す時もある。
そこで今の世界は銃刀法違反が無くし、自衛を自分で行うことになった。
俺は仕事、刀鍛冶をしている。まぁ包丁を打つ方が多いが…。だが俺が打つ刃物は置くだけでバターのように鉄が切れる程の業物だ、それで俺は五本セットで二十万円の刀…………ではなく包丁を売っている。
カン……カン……カン……
むわぁっとした熱気のなか俺は一心不乱に包丁を打つ。
「ふぅ…。よくもまぁ物好きな人も居たもんだ。おかげで不自由のない暮らしが出来るけど……」
1ヶ月に五本セットで二十万円の包丁達を二十個、異様なまでの人気と市場に出回る数の少なさから料理人たちには、喉から手が出る程欲しい幻の業物と呼ばれているが、影は知らない。
「ノルマが終わった~!!!お疲れ様ー!!!」
はっとして、周りを見回し誰もさっきの大きな独り言を聴いてないことを確認する。
「ふぅ~、さてと油揚げとワカメ買いにいって、包丁を出荷しにいきますか」
そう言い、黒を基調とした服を着こんで家を出る。
「早めに帰ったらVRMMOの続きをやるぞー!!!」
天へ拳を突き上げて店へと走り出した。
このとき回りに変な目で見られたのは言うまでもない。
20000ユニーク達成記念はもう少したってからです。