ステラ・マリス ep1-星と少女-
【前書き】
星の声が聞こえる少女シオンと、彼女を取り巻く不思議な宇宙の旅が始まります。
SF+冒険+ちょっぴり切ないドラマを込めた物語です。
読んでいただけたら嬉しいです!
1.星と少女
夕暮れが草原を金色に染めていた。
その真ん中で、ひとりの少女が空を見上げている。
(挿絵:空を見上げる主人公)
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風が肌を撫でる。
褐色の肌、白紫のショートカット。16歳の少女・シオンは、いつものように空と話していた。
「……今日の星は、なんだか、ざわざわしてる」
自分でもよくわからない。
けれど、小さいころからずっと――星が《声》を持っている気がしていた。
(聞こえる。星の、震える音……)
彼女はそれを「勘」だと思っていた。
周囲の誰もわかってくれなかったから。
そのときだった。空を裂くような轟音。
「えっ――!?」
空を見上げると、銀色の何かが光の尾を引いて墜ちてくる。
それは、星の中心部――立ち入り禁止区域の深緑の森へと吸い込まれていった。
【後書き】
ここまで読んでくださってありがとうございます!
シオンがこれから出会う運命と、彼女自身の「目覚め」を楽しみにしていてください。
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