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第六章:潮騒(しおさい)の乙女

【前回のあらすじ】


5人目の天守は、恭子と同じく「防御」に自信がある丸亀まるがめ けいだった。恭子とは異なる種類の壁に苦戦しながらも、和真のスキルを駆使して弱点をつくことに成功。恭子と京のライバル関係が生じつつも、5つ目の天守核を手に入れたのである。

丸亀城の天守・丸亀京との激しい攻防戦を終えた和真と恭子。五つ目の天守核を手に入れ、次なる目的地「宇和島」を目指して船で南西へと進んでいた。


瀬戸内海のような穏やかな内海を抜けて船が外洋へと進むにつれ、海の様相は一変した。空の色は依然として青いが波は高く、風は唸りを上げている。そして何より海そのものが、まるで病んでいるかのように不穏な気配を漂わせていた。


「うわっ…! なんだ、今の揺れは!?」


突如、船が大きく傾いた。巨大な何かが船底を掠めていったような鈍い衝撃。船乗りたちが慌ただしく動き回り、周囲を警戒する。


「海流がおかしい! 急に渦を巻き始めたぞ!」

「見ろ! 水の色が…! まるで墨を流したみたいに黒い!」


次々と起こる異常事態。巨大な海獣の影が船のすぐ側を通り過ぎ、空には不気味な暗雲が立ち込める。数日前までとは明らかに違う海の荒れ様だった。


「これも…異変の影響なのか…?」和真は青ざめた顔で呟いた。


「間違いなさそうね…。こんな海の様子、私も初めて見る」恭子の表情も硬い。


幸い、船はなんとか嵐のような海域を突破して目的地の宇和島へと辿り着いた。しかし港に降り立った二人が見たのは、予想していた活気ある漁港の姿ではなかった。船の数は少なく、人々は俯き加減で歩き、町全体が重苦しい空気に包まれている。


「どうしたんだろう…すごく、静かだね」


「何かあったのかもしれない。情報を集めてみよう」


町の酒場で話を聞くと、やはり海の異変が深刻な影響を与えていることが分かった。


「ああ、旅のお方かい? 見ての通り、今の宇和島の海はひどいもんでな。漁に出ても魚はほとんど獲れんし、それどころか恐ろしい化け物みたいな海獣に襲われる始末だ…」


「海の色もおかしいし、浜には気味の悪いヘドロみてえなもんが打ち上げられるし…まるで海が死にかけてるみてえだ」


「珠子様も心を痛めておられてな…。城の周りに結界を張って、何かを食い止めようとされているようだが…お一人では限界があるのかもしれん…」


宇和島城の天守・宇和島珠子うわじま たまこは、住民たちから深く慕われているようだった。「海の女神様のようだ」「海の生き物たちと心を通わせている」という噂は、彼女が海と深く結びついた存在であることを示唆していた。しかし、その彼女でさえ今の海の異変には苦慮しているらしい。


和真の胸は締め付けられた。自分たちが天守核を集める旅を続けている間に、世界は確実に蝕まれている。その事実が重くのしかかる。


二人は町の人々に教えられた宇和島城へと向かった。城は海に突き出すように建てられた岬の上にあり、五角形の独特な縄張りを持つ美しい城郭だった。そして噂通り、城の周囲にはキラキラと輝く水の膜のようなものがドーム状に展開されていた。それは物理的な壁というより、魔力的な結界のように見える。


「これが、珠子さんの結界…綺麗だけど、どうやって入るんだろう?」


結界に近づいてみるが触れることさえできない。まるで見えない力に押し返されるようだ。門のようなものも見当たらない。途方に暮れて結界の前で立ち尽くしていると、足元の海面が泡立ち、数頭のイルカのような、しかしどこか神秘的な輝きを放つ海の生物が現れた。


『キュルル…』


イルカたちは親しげに鳴き声を上げると、和真たちを促すように結界の一部へと導いた。すると不思議なことに、結界の一部が水門のように開いて中へと続く道が現れた。


「私たちを呼んでくれてる…?」


どうやら珠子はこの海の生物たちを通じて和真たちの来訪を知ったらしい。二人はイルカたちに導かれるまま、結界の中へと足を踏み入れた。


結界の内側は外の荒れた海とは対照的に、穏やかで澄み切った空気が流れていた。城へと続く道には色とりどりの珊瑚や貝殻が飾られ、まるで竜宮城に迷い込んだかのようだ。


城の本丸、海に面した広間のような場所で一人の女性が静かに二人を待っていた。


年の頃は二十代前半だろうか。波打つ長い髪は、濡れたように艶やかな黒。纏う衣は真珠や貝殻、そして水面のきらめきを織り込んだかのような淡く美しい水色。おっとりとした儚げな印象を受けるが、その澄んだ瞳の奥には深く・強い意志の色が宿っている。海の精霊、あるいは女神と見紛うほどの神秘的な美しさを持つ女性。彼女が宇和島城の天守、宇和島珠子だった。


「ようこそおいでくださいました。犬山のお方、そして遠い世界からのお方」


珠子は鈴を転がすような、穏やかで優しい声で言った。


「わたくしが、この宇和島の海を守る珠子と申します」


その物腰は柔らかく、これまでのどの天守とも違う包み込むような優しさが感じられた。


「ご丁寧にどうも。私は犬山恭子。こっちは相良和真」


恭子も相手の雰囲気に合わせてか、少しだけ緊張した面持ちで挨拶した。


「珠子さん、俺たちは…」


和真が天守核のことを切り出そうとすると、珠子はそっと手を上げて制した。そして悲しげに微笑んだ。


「存じております。あなた方が天守核を集めておられることも…そして、それを求めてここへ来られたことも」


珠子の視線が、窓の外の荒れた海へと向けられる。


「ですがご覧の通り…今のわたくしの海は深く傷ついています。わたくしの力の源であり、海との絆の証でもあるこの天守核も…以前のような輝きを失いかけているのです」


その声には、深い悲しみと切実な響きが籠っていた。


「海の、異変…ですか?」


「ええ…」珠子は頷いた。


「数ヶ月ほど前から、海の様子がおかしくなり始めました。潮の流れが乱れ、生き物たちが苦しみ…そして海の底から、古く、暗い何かが目覚めようとしているのを感じます。あれはこの海の生態系、いえ、この世界の調和そのものを脅かす大きな災厄の元凶…」


珠子の表情が強い決意の色に変わる。


「わたくしはこの海を、ここに生きる全ての命を守らなければなりません。ですが今のわたくし一人の力では、あの元凶を鎮めることは難しい…」


珠子は和真と恭子に向き直り、深々と頭を下げた。


「どうかお願いがあります。あなた方のその力…異邦の方の知恵と犬山の方の守りの力を、この海を救うためにお貸しいただけないでしょうか?」


それは試練ではなく、切実な「願い」だった。天守が外部の者に助けを求める。それほどまでに状況は切迫しているのだ。


「もし…もしあなた方が、この海の危機を救う手助けをしてくださるのなら…その時こそ『海の絆』である天守核を、未来を託す証としてあなた方にお渡しすることを約束いたします」


和真は恭子と顔を見合わせた。断る理由はなかった。天守核を得るためだけでなく、目の前で助けを求める人を、そして苦しんでいるこの世界を見過ごすことはできない。


「…分かりました、珠子さん。微力かもしれませんが、俺たちにできることがあれば協力させてください」


「ありがとうございます…!」珠子の顔が、ぱっと明るくなった。


「では早速ですが、準備をお願いできますでしょうか。元凶はこの沖合の…『竜のあぎと』と呼ばれる海域の深くに潜んでいます」


こうして和真、恭子、そして宇和島珠子の三人は海の異変の元凶を鎮めるための危険な共同ミッションへと乗り出すことになった。


珠子が呼び出したのは船ではなく、巨大なウミガメのような穏やかで賢そうな目をした海の生物だった。その広い甲羅の上に乗り、三人は異変の元凶がいるという「竜の顎」海域へと向かった。


道中、珠子は自身の能力について説明してくれた。彼女は水流を自在に操り、巨大な渦や水の壁を作り出すことができる。また、様々な海の生物たちと心を通わせて彼らに指示を与えて協力させることができる。そして宇和島城の五角形の縄張りを模した、特殊な結界術も使うという。


彼女にとって海の生物たちは単なる使役対象ではなく、大切な家族であり仲間なのだとその優しい語り口から伝わってきた。


「竜の顎」海域に近づくと、海の様子はさらに異様になった。水は禍々しい紫色に変色し、腐臭のようなものが漂っている。海面には奇妙な泡が絶えず立ち上り、ときおり巨大な触手のようなものが水面を叩くのが見えた。


「あれが…元凶です」珠子が指差す先、海の中央部が巨大な口のように渦を巻いている。その渦の中心に、得体の知れない巨大な影が蠢いていた。


「【解析】!」和真はスキルを発動する。


『対象:深淵ノ主(仮称・古代種海獣)』

『状態:異常活性化・汚染源』

『能力:超巨大触手による物理攻撃、汚染粘液の放出、周辺海流の強制操作』

『弱点:本体中心部に存在する魔力核、特定の音波(イルカの発する高周波音など)に対する嫌悪反応、純粋な光エネルギー』


「巨大なタコかイカの化け物みたいだ…! 中心に核がある! それと、イルカみたいな高い音や光が苦手らしい!」


和真の分析結果を聞き、珠子は頷いた。


「やはり…あれは海の古きもの。今は何者かの力によって悪しきものへと変えられてしまったのですね…」


珠子の表情に、悲しみと怒りが浮かぶ。


「ですが、海の子供たちをこれ以上傷つけさせるわけにはいきません!」


珠子は印を結び、海に向かって呼びかけた。すると周囲の海からイルカの群れ、巨大なマッコウクジラ、そして色とりどりの魚群が現れ、三人の周りを囲むように集まってきた。


「さあ、始めましょう!」


珠子の号令と共に壮絶な海上・海中戦が始まった。


「水の槍!」


珠子が両手を突き出すと、海水が槍のように鋭く尖り、深淵ノ主の触手へと突き刺さる。しかし触手はあまりにも巨大で硬く、決定的なダメージにはならない。


『グオオオォォォ!!!』


深淵ノ主は怒りの咆哮を上げ、無数の巨大な触手を振り回して汚染された粘液を撒き散らしながら反撃してきた。


「キョウコさん、防御を!」

「任せて!」


恭子はウミガメの甲羅の上に半球状の防御結界を展開する。触手が結界に叩きつけられ、激しい衝撃が走る。粘液が結界に付着してジリジリと表面を蝕もうとするが、恭子は結界の形状を巧みに変化させて粘液を滑り落としながら防御を維持する。


「クジラさん、お願い!」珠子が叫ぶ。


応えるように巨大なマッコウクジラが雄大な姿を現し、恭子の結界の前面に躍り出た。その分厚い脂肪と強靭な肉体で深淵ノ主の触手攻撃の大部分を受け止め、衝撃を和らげる。恭子の結界への負担が目に見えて軽減された。


「すごい…! クジラが盾になってくれてる!」


「ええ、彼は海の守護者。とても力が強く、優しい子なのです」珠子は微笑んだ。


「さあ、魚たち、お願い!」


珠子の指示を受け、色とりどりの魚群がまるで一つの生き物のように統率された動きを見せる。


彼らは大群で深淵ノ主の周りを高速で泳ぎ回り始めた。キラキラと光る鱗が深淵ノ主の注意を引きつけ、その巨大な目を眩ませる。


電気を帯びたウナギのような魚たちが触手にまとわりつき、微弱な電流を流して動きを僅かに鈍らせた。硬い鱗を持つ魚たちは体当たりを繰り返して、装甲の役割を果たす皮膚を少しずつ削り取っていく。


「魚たちが注意を引いてくれてる! 今なら…!」


和真は反撃のチャンスを窺うが、深淵ノ主を守る触手の壁は厚い。魚たちの協力があるとはいえ近づくことすら困難だろう。


「わたくしが道を開きます!」珠子は叫び、両手を海面へと押し付けた。


大海嘯だいかいしょう!」


珠子の足元から巨大な渦潮が発生し、深淵ノ主を取り巻く汚染された海流を逆回転させ始めた。一時的に触手の動きが乱れ、本体へと続く道筋が見える。


「イルカたち、お願い!」


珠子の指示でイルカの群れが一斉に高周波音を発しながら深淵ノ主へと突撃する。深淵ノ主は苦しげに身を捩らせ、動きがさらに鈍った。


「今しかない! キョウコさん、援護を頼む! 俺が行く!」


和真は【構築】スキルを発動。自身の体に水中でも高速移動できるような流線型の装甲と、もりのような武器を生成・装着した。さらに銛の先端には、恭子の「光の矢」のエネルギーを一時的にチャージできるように改造を加える。


「カズマ、無茶だよ!」

「大丈夫! 必ず核を破壊する!」


和真は恭子に叫び、海へと飛び込んだ。珠子が維持する渦の流れと魚群が切り開いてくれた僅かな隙間を縫って、驚異的なスピードで深淵ノ主の本体へと迫る。背後からはクジラが起こす力強い水流が和真の突進を後押ししてくれた。


再生した小型の触手が襲いかかってくるが、周囲を泳ぐカジキたちが鋭いふんで触手を切り裂き、和真の進路を確保してくれる。まるで海全体が和真に味方してくれているかのようだ。


「キョウコさん、エネルギーを!」


水面まで浮上した和真が叫ぶ。恭子は防御結界の一部に全神経を集中させ、凝縮された純粋な光のエネルギーを一条の光線として水中へと撃ち込んだ。それは寸分違わず和真の持つ銛の先端へと吸い込まれ、銛全体が太陽のように眩い光を放ち始める。


目の前に巨大な魔力核が見えた。禍々しい光を放つ、全ての元凶。


「これで、終わりだぁぁぁっ!!」


和真は光り輝く銛を深淵ノ主の核めがけて渾身の力で突き刺した!


ジュウウウウッ!!!


核に銛が突き刺さった瞬間、凄まじい光と熱が発生し、核そのものが内部から浄化されるように眩い白い光に変わっていく。深淵ノ主は断末魔の叫びを上げ、その巨体は急速に力を失って海の底へと沈んでいった。


同時に、周囲を覆っていた禍々しい紫色の海水は浄化され、元の澄んだ青色を取り戻していく。腐臭は消え、穏やかな潮の香りが戻ってきた。


ウミガメの甲羅の上に戻った和真を、恭子と珠子が駆け寄って迎えた。


「カズマ! よかった、無事で…!」


「ええ、本当に…見事な活躍でした」珠子は和真の手を取り、深く感謝した。


「あなた方のおかげでこの海は救われました。わたくしの大切な子供たちも…」


周囲ではイルカや魚たちが喜びを表すかのように飛び跳ね、歌うように鳴き声を上げている。巨大なクジラも満足げに潮を吹いた。宇和島の海に、つかの間の平穏が戻ったのだ。


しかし、和真の表情は晴れなかった。


「…珠子さん。あれを鎮めたからといって、根本的な解決にはなっていないのかもしれません。異変はこの海だけじゃない。テンシュリア全体で起きている…」


和真の言葉に珠子も静かに頷いた。


「ええ…感じます。これで終わりではないことを…。まだ何か大きな力が、この世界の調和を蝕み続けているのを…」


珠子は和真の手を優しく握ったまま、その瞳で真っ直ぐに和真を見つめた。


「相良和真さん。あなた方が集めている天守核の力が何を成すのか、わたくしには分かりません。ですが…」


珠子は懐から美しい白蝶貝しろちょうがいをそっと取り出した。貝殻がゆっくりと開くと、その中には海の雫を固めたような、瑞々しい輝きを放つ天守核が収められていた。宇和島城の天守核だ。


「約束です。これはわたくしと海との絆の証。あなた方に未来を託します」


珠子は核を直接渡すのではなく、貝殻ごと和真に差し出した。


「どうぞ大切に…そしてこの力が、真に世界を癒すために使われることを心から願っています」


それはこれまでの天守たちのような「忠告」ではなかった。切実な「願い」であり、「祈り」だった。


「もし…もし、あなた方の旅が終わり、その大きな願いが叶う時が来たなら…どうか、ほんの少しで良いのです。傷ついたこの世界のことも、そこに生きる命のことも、心の片隅で気にかけてはいただけませんか…?」


珠子の言葉は和真の葛藤の核心を強く揺さぶった。元の世界へ帰りたい。でも、この世界を見捨てていいのか? 自分は何を選ぶべきなのか?


「…分かりました、珠子さん。約束します」


和真はまだ答えが出せないながらも、珠子の想いをしっかりと受け止めて力強く頷いた。六つ目の天守核。その輝きはこれまで以上に複雑な意味合いを帯びて、和真の手の中で重みを増していた。


「さて…」和真は気持ちを切り替え、尋ねようとした。「次はどちらへ向かえば…」


「…潮の流れが、少し変わったようです」


和真の言葉を待たずに、珠子は遠くの水平線を見つめながら呟いた。その瞳には未来の海流を読むかのような、不思議な力が宿っているように見えた。


「東…大きな港のある方向を指しています。そこにもまた、守るべきものを持つ天守がいるはずです…」


珠子は少しだけ言い淀み、付け加えた。


「どうか彼の操る『空間』のことわりに、惑わされませぬように…。油断すれば、思わぬ場所に飛ばされてしまうやもしれませんから」


東の港…空間を操る天守…。具体的な名前は出さなかったが、それは間違いなく次なる目的地を示唆するヒントだった。


「ありがとうございます、珠子さん」


和真と恭子は、珠子と海の生物たちに別れを告げた。ウミガメは二人を港まで送り届け、名残惜しそうに海へと帰っていく。


宇和島の港には、少しだけ活気が戻り始めていた。海が浄化されたことを人々も感じ取っているのだろう。その光景に少しだけ救われた気持ちになりながらも、和真の心は重かった。


六つの天守核。旅はちょうど半分。集まる力の増大と共に世界の異変は深刻さを増し、和真自身の葛藤も深まっていく。次なる目的地は東の港。「空間」を操る天守。和真は逃れられない運命の奔流の中へと、再び身を投じていく覚悟を決めるしかなかった。


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