表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
God Killing  作者: Lrmy
Main Storys
16/35

十五繋目:鑑定屋

「おぉー!人間の国のお城は初めて来たッス」


ダンジョン内だけかと思っていたが、シェリンはまだついて来るつもりのようだった。


「取り敢えず、この素材はどこへもって行けばいいんだ?」


「鑑定所という場所がこの城ではないところにあるので、連絡をするためにシャロの元へ行きましょう」


「シャロって…あぁ、弟君か」


「今場所を聞くので、少々お待ちください…」


こめかみに人差し指と中指を置き、目を瞑り数秒間沈黙が訪れた後


「図書館にいるそうです。天音様と一緒に居るそうですのでずはそちらに向かいましょう」



この城の構造を理解していないシェリンのことを思ってか、先導して歩くルーン。


正直、私もこの城の構造は覚えきれていないのでかなり助かった。



 * * *



「こんばんは~」


図書館へ入ると、目の前に置かれた椅子に座って本を読んでいたシャロに挨拶をされた。



「はい、こんばんは」


「空が覆われて光を見てないので、今が昼なのか夜なのかわかりずらいですね…」



この世界では、子供のころに魔法を使った正確な体内時計を作るのだが、それでも光がないと頭が混乱する。



「もう鑑定屋には連絡を飛ばしてあるから、数分もしたら来るんじゃないかな~」


「となると…受け渡しをする広いスペースが必要ですね」


「そんなでかいの持って来たんだ…」



「そう言えば、天音がいるって聞いたんだけど?どこにいるか知ってる?」


「えーっと、向こうの方で本を読んでいたはず…」


「邪魔しないほうがいいかな」


「いえ、僕と話している時の話題は焔さんのことばかりだったので、早く会いたいんだと思いますよ~」



私が変なのと戦ってる間にそんなことが…


早く天音に会って天音成分を補充しなければ!



 * * *



「天音ー?」


「はーい!」


本棚に隠れていた天音が、こっちにテクテクという効果音が似合いそうな歩き方で歩いて来た。



「ごめんね今日遊べなくて」


「大丈夫、シャロ君と遊んでたから♪」


「…でも、もうちょっとだけ仕事が残ってるから、ご飯食べる時に会おうね」


「うん、待ってる!」



『焔様、鑑定屋の方がいらっしゃいましたので、同行の程をよろしくお願いします』


「それじゃあ、行ってきます」


「行ってらっしゃーい」


天音はホントにいい子やなぁ…



天音の頭を撫でた後、私はルーンの元へ向かった。




「初めまして、私鑑定屋をしております『カートール』と申します。以後お見知りおきを」


「よろしくお願いします…早速なのですが、第九層のボスなんですが」


「おぉ!あそこまで行くとまともに戦う人がいないので、素材が少ないんですよね」


営業スマイルなのか、ただの変人なのかわからないが、カートールと名乗る男はニッコリと笑顔を作った。


「こんな素材を提供してくれるお客様はなかなかおりません故、御贔屓にお願いしたいものですなぁ」



 * * *



カートールの転移によって、鑑定店へとやってきた。


城の中で素材を受け渡しても良かったのだが、店の方にも広いスペースがあるらしいので、そっちで受け渡すということになった。


「私は天啓者でしてねぇ、戦闘には向いていないですが、鑑定には自信があるんですよ」

どうもLrmyです。


後から見てくれる方の為にあまりタイムリーな話題は出さないようにしているのですが、正直ネタがないので…


僕の作品を色々見ている人は知っていると思いますが、天体って結構好きなんですよ。


何が言いたいかと言いますと、ZOZOの社長になりたいなってことです。



雑談は以上!ではでは~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ