第一話
処女作!!
太陽が照りつけ夏を感じさせる。
いつも通りの時間に目が覚め、いつも通り学校へと向かう。
一緒に登校するような友達もいない、学校に到着しても、クラスメイト達はそれぞれのグループで話をしてる。
誰か話しかけてこないかなっと、典型的な自分から話しに行けないコミュ症みたいなことを思っていると
…教室が光に包まれた。
「うわっ、なんだよこれ」
「キャッ!?何?眩しい」
生徒がドアを開けようとしても開かない。教室はパニック状態だ。俺はテレビの撮影かなと考えていると景色が変わる。
豪華絢爛とはまさにこのことと考えるような部屋に全員が佇んでいた。
「ここは何処だよ!」
騒ぎ出す少し頭の悪い奴。まぁ確かに急に景色が変わればそう思うかと、考えていたとき
「よくぞ参ったな、異世界の勇者達よ」
「「「は?」」」
全員が何言ってるんだこいつと思い声を揃えた。それもそのはず、ようこそ異世界へ。などと言われて信じるのもどうかと思う。
「あの?ドッキリとかなんかですかね?」
そう言ったのはクラスの委員長の相澤健吾
「すまんな、余は、エルバルト王国の国王をしているアルテリオ・ド・エルバルトである。急に呼び出してしまいすまないな」
なんかTHE・王様って人が出てきた…
「どういうことですか?」
委員長はよく理解が出来ず聞き返すと…
「不敬であるぞ、王の言葉を遮るなど!!」
鎧を装着している1人の騎士が怒鳴ってきた。
訳もわからず、クラス全員が驚いていると
「よい」
王様によって騎士が宥められる。続けて、
「其方らに頼みがある。この国は魔族によって攻められている。そのため我らは勇者召喚を行った。貴君らにはステータスを確認してもらいたい。その後、技術を学び、魔族を倒してもらいたい。」
心の中で『ステータス』と念じてみると、
佐藤 悠真
種族:人間
HP:500
MP:500
STR:20 DEX:20
VIT:20 AGI:25
INT:30 MND:30
LUK100
スキル:
固有スキル:孤立
称号:異世界人
これって強いの?弱いの?分からんや
すると王様が、
「この世界では一般の農民で50〜100程度のステータスが普通である。貴君らは勇者であるのだからかなり高いステータスであるだろう。」
「この水晶に触ってみるとよい」
そう言い出したのはローブを着た老人
委員長の相澤は触ってみると
相澤 健吾
種族:人間
HP:25000
MP:25000
STR:1000 DEX:1000
VIT:1000 AGI:1000
INT:1000 MND:1000
LUK:100
スキル:剣術 火魔法 光魔法
固有スキル:天剣
称号:勇者
えっ…。強くない?なんか嫌な予感がするけど…
あんまりひどいこと言わないで。初めてなんだから。こうしたほうがいいってあったら言ってもらえると助かります。