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ひょおおおぉぉぉぉ!

作者: 二本狐

 かなり短めですが、是非さっと読んでいただけると嬉しいです。


 また、生存報告的なものも含めての投稿となっております。申し訳ございません。

「ひょおおぉぉぉぉぉぉ!!」

 雄叫びを上げながら駆け抜ける彼らの姿を、私は唖然と眺めていた。

 人がごった返す都市部。しかも県内で一番大きい駅構内だし、皆がスーツやら学校指定の制服やらを着込んでの通勤ラッシュの時間帯だ。だというのに、その奇抜な恰好をした集団が、奇声を発しながら猛ダッシュしているのだ。唖然としないわけがない。

「ひょおおぉぉぉぉぉぉ!!」

 何がやりたいのか、全くわからない。

 とりあえずスマートフォンを取り出して写真を撮る。他の人もパシャパシャと音を出してその人達を撮っていた。

 その集団を眺めていると、ふと背中に何か文字が書いてあるのが見えた。

『疲れた一日にサヨナラを! 今日の夜はシャノン・カフェ!』

 ……シャノン・カフェ? そこは確か、最近できたカフェテリアだった気がする。でも、あまり人の入りが良くないと聞いていたけど……。

 それに、ふと気付かされたことがある。少し肩を回してみると、あまり上がらなくなっていた。それに、肩も凝っている気がする。

 会社に入ってから月曜から土曜日まで働き詰め。日曜日は他の時間より眠れるだけで溜まっている家事を行う日々。

 そんな日々では、疲れてしまうのも仕方ない。

「ひょおおぉぉぉぉ……」

 かなり離れたところで警察に捕縛されている彼らが目に映る。


 今日は仕事を早めに切り上げて、シャノン・カフェでゆっくり過ごそう。そう私は決めて電車の改札に定期を通した。


 お読みいただきありがとうございます。


 これは11月ぐらいに書いたものです。フレーズが突飛だった分短めで、なおかつ「ひょおおおぉぉぉ」というようなものが書けました。

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[一言] ヒョォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ とでもいってほしいのかね? ではヒョォオオオオオオオオオオイオ
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