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こいつはホントはこんなやつ  作者: れもねーどましーん
2/2

初めての会話

ーりおー


「りおー!」


柚葵が大声で廊下を走ってくる


「せんせーぇ!走っちゃだめですよっっ」


「ヴっ!」


こんなのが先生なんだからびっくりだ。


「で?なに?」


「りおさ、俺今日ちょっと帰るの遅くなるから、ご飯持ってけない…ごめんな!」


そう言って頭を思いっきり下げる。

そんなルール決まっていないのに律儀な人だ。


「ん。りょーかい!柚葵も大変だなぁ……」


180近くある柚葵の頭も下げていたら撫でやすい


「ッ///りおぉ!他の奴には撫でたりすんなよ!?」


なぜか俺の両手をがしっと掴み、目を見つめてくる


「あー…柚葵はワックスつけてないから、いいよな。」


手を振り解く。


「っ!そういう意味じゃ……!」


柚葵を睨み、あっかん(σ`д゜)べーだ!!して逃げる


ーそうー


『とんっ』


曲がり角で小さめの子とぶつかる


「あ、ごめん!!」


倒れかけるその子の肩に手を置き引っ張る


「あ、、ごめん。」


素っ気なく手を払われる。……ムカついた


「大丈夫?」


「ん!」


そう言って愛らしく笑う。


「あ、マズ…!貧血……」


落ちたティッシュを拾い起き上がった瞬間にこちらに倒れかける。


「大丈夫?……あ゛?」


ズボン……!?!?


「んー……良くなった!ごめんな!えと、?」


背が小さいせいで上目遣いになっていた


「ん?颯羽!」


「ん!そうね!おれはりお!」



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