生きる
生きる
あなたの名前はなんですか?
なぜここにいるのですか?
あなたは何の為に生まれたのですか?
あなたは今、なにをしたいですか?
あなたは、自分の将来が予想できますか?
その将来が幸せなものだと重いますか?
あなたは……
僕は僕の心の中にいくつもの質問をした。
答えはかえってこない。
ぼくはなんの為に生きて、何をする為に生まれたのだろう。
ろくに勉強せずに、
遊びまくって、
迷惑かけまくって、
親を怒らせまくって、
……
あの日、あの時の事、
今でも後悔している。
あの日、あの時、
自分が間違った道へと走って行った事。
注意書きを読まず、間違った道を先へ先へ、ただ無意識に走っていた。
途中のアスファルトに咲いた一輪の花、
何も考えずに踏みつけた。
誰にも愛されず、1人ポツンと咲いている花を、
1人で、必死に生きている花を、
花の命を
一つのかけがえ無い命を
僕は殺した。
薄汚い心の人間が薄汚い靴で、綺麗な命を
奪った。
殺した。
僕は無視して先へ走った、
命を奪い
「殺人者」の名を背負い
間違った道をさらに奥へ奥へと……
しかし、これは
自分の人生
自分の命
変える事は可能だ。
途中にある、多くの別れ道
その別れ道で、正しい道を選んだならば、
みんなより、遥か遠く離れてもまた、出会う事が出来る。
だが、その道で、また間違った道を選んだならば、
少しでも早く間違いに気づき
Uターンをして、別れ道へ戻り、そしてまた、正しい道へ進めばいい。
正しい道を選んだならば、多少の苦労があっても、
きっと神はみている
きっと幸せな生活が訪れる。