↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うちの推しキャラ名鑑  作者: 推しキャラ名鑑参加作家一同
PR
18/29

笛荷(ふえに) 千恵子(ちえこ) 心霊ピアニストシリーズ1

 


 堺(さかい)県トリ・コンフィネ交響楽団所属の女性ピアニスト。

 彼女の叔母である栄江(さかえ)もまた優れたピアニストだったが、プロデビュー直前に交通事故死している。

 彼女がピアニストを志したのは、亡き叔母の遺志を継ぎ、その優れた演奏を蘇らせる事にあった。

 小学生時代の千恵子(ちえこ)には栄江(さかえ)ほどの素質は無く、すぐにスランプに陥ってしまったものの、ピアノコンテストの直前に亡き叔母の霊に手解きして貰った事で才能が開花し、ピアニストとして大成した。

 チェロ奏者の夫の間に授かった一人娘の興奈(おきな)との仲は非常に良い。

 交友関係にも恵まれていて、土居川(どいがわ)小学校の同級生である吹田万里(すいたまり)が公安職を志すと知った際には、万里(まり)が民間人として過ごす最後のクリスマスイブにシューベルトの「軍隊行進曲」を演奏して、友人の門出を祝った。


 ただし、ここまでは表向きの話である。

 実は現在の千恵子(ちえこ)の身体は抜け殻で、叔母である栄江(さかえ)の魂が動かしている。

 そして千恵子(ちえこ)の娘の興奈(おきな)こそが、本物の千恵子(ちえこ)の魂の器である。

「自分がどれだけ研鑽を積んでも、叔母程のピアニストにはなれない」と悟った千恵子(ちえこ)は、憑依した叔母の霊に自分の身体を明け渡す事で、叔母の演奏技術を現世に蘇らせた。

 その埋め合わせとして、千恵子(ちえこ)の魂は本来の自分の身体が産んだ女児に宿り、笛荷興奈(ふえにおきな)として新たな人生を送る事になった。

 こうして千恵子(ちえこ)と栄江(さかえ)の関係性は、「叔母と姪」から「母と娘」に転じたが、周囲の人間はその真実を知る由もない。


挿絵(By みてみん)

(※ 画像作成の際には、ももいろね様の「もっとももいろね式女美少女メーカー」を使用させて頂きました。)


 作者:大浜 英彰

 音楽室に光る眼(ホラー小説集内のミニシリーズ「心霊ピアニスト」の第1作です。)

 https://ncode.syosetu.com/n0790gm/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。