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●序章 ~興味津々

作者の、まゆずみかをる、と申します。

数ある小説の中から、お読みいただき誠にありがとうございます。

『お節介な【稀能者】は針を打つ』の第三弾で、

回を追うごとに、お笑い要素が多いかな、という感じです。

派手はシーンはありませんが、

隙間時間にお読みいただければ恐縮です。

もしよろしければ、過去に掲載したものも、

ぜひお読みになってみてください。

今後どうするか未定ですが、

もし感想などをいただければ、やる気がでるかもしれません。

この度はお読みいただきありがとうございました。

また、このような発表する場所を与えてくださったことにも深く感謝いたします。


「ねえ、先生、そういえば最近町はずれの大きな屋敷に引っ越してきた人がいるんだってね。」

ダイナーの店(食堂)で朝食を食べているノワールに、ウェイトレスのフォルテは話しかけてきた。

ここは、カナガ王国内の小さな町、オダワ町。

医者ノワールは、この町で診療所を営んでいる。

「そうみたいですね。」

ノワールはフォルテの問いに、少しそっけなく答えた。

小さな町では、人の動きがすぐに伝わる。良い意味でも悪い意味でも。

特にこの食堂で働いていると、人が多く集まってくるため、余計にそうした情報の集まりが早い。

「どんな人かなー。早く会ってみたいなー。」

「そうですね(ま、相手はキミに会いたいと思っているかどうかだけどね。)」

フォルテの言葉に、ノワールは心の中で毒づきながら乾いた言葉で返答する。

『ピキーン!』

するとフォルテはその言葉に何かを感じ取った。


『ガンッ』

「先生、今何か言わなかった?心の中で。」

フォルテが急にノワールが座っている椅子の脚を蹴り、笑顔ながら威圧的なオーラを放ちながら質問してきた。

「い、いいえ、いいえ…。」

ノワールは狼狽しながら、思わず否定してしまった。

この娘の鋭さは、まるでニュータ〇プ並みであることを、改めて実感した(【第2話も参照】)。

思うところは多々あったが、改めて言動には気を付けなければ、と思うノワールであった。


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