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私、産まれ故郷ではチートでした。  作者: 霜月満月
第三章 決意とこれから
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59話 連れていかれた場所は

翌日の午後。

ダンスレッスンをしたあと、ルリが自室で一息ついていると。


《ルリ。》

「わっ!‥‥‥いきなり現れないでよ。オリジン。」

「「「え!?」」」

とマリー達が驚いてるのも気にしてないオリジンは。


《ちょっと来てくれるか?》

「へ?どこに?」

《来れば分かる。》

「‥‥‥相変わらず説明は後なんだね。分かった。えっと城から出る?」

《いや。敷地内だ。》

「姫様?」

「分かった。‥‥三人共、城の敷地内らしいからこのままちょっと行ってくるね。リアンや父様達が来たらオリジンとどこかに行ったって言っといて。」

「「「は、はい。」」」

《いいか?》

「うん。行こ。」


そしてオリジンに案内されるままについていくと、何気に今まで通ったことがないところを進んでいた。

こんなところにも階段あったんだ‥‥‥と思いつつ、とりあえず上に向かっていた。

私達王族の私室があるのも上階だが、その上に進んでいる。


どこまで行くんだろ?


と思っていると、階段の先にある扉の前でオリジンは止まった。


《ルリ。》


「なに?」


《この先は大精霊と巫女しか通れない様になっている。》


「え?そうなの?扉に細工でもしてあるの?」


《ああ。》


「え?‥‥‥で、どうしろと?」


《扉を開けてくれ。》


「は?大精霊も通れるんだよね?じゃあオリジンが開ければ?」


《一応の確認だ。扉は巫女の力に反応して開けられる様になっているからな。》


「あ。そういうことか。分かった。」


そして扉のノブに手を掛けた時に一瞬キィンという音がしたので、ビクッとなったがとりあえず開けて中に進むと、そこには広めの空間が広がっていた。


「ねぇ、オリジン。ここってもしかして巫女の為の祈りの間?」


ここには祭壇があり、窓もある。窓から自然の光が降り注いでいて、城の中に教会の祈りの間ができあがっていた。


《そうだ。精霊の力を借りてのこの大陸の豊穣が巫女の役目の一つって言っただろ?》


「うん。」


《それはここでやる。》


「へ~‥‥‥‥ってまさかいきなりやれと?」


《ああ。その通りだ。》


「は?やり方知らないのにどうやってやるのよ?」


《それは勿論これから説明する。とりあえず座らないか?》


「そうね‥‥‥。」


この空間には他に椅子とかテーブルも普通にあった。

立ったままでいる必要はないなと、とりあえずテーブルを挟んで向かい合わせに座ったあと。


「‥‥‥ねぇ。なんで全部突然なの?」


《ん?》


「洗礼の時に封印を勝手に解いたのはしょうがないって分かった。けど、その話を聞いたあといきなり四大呼ばせてみたり、破魔の力もいきなり実践だし。なんで全部突然やらせるの?」


《頭で理解して体で覚えるを一気にやってもらっただけだが?》


「‥‥‥力を行使する為の言葉と、力を使った時の感覚のことを言ってる?」


《ああ。分かりやすくていいだろ?》


「‥‥‥‥そうね。」


《この前話したことはあの時点で粗方理解してただろ?だから次は力の使い方と一緒に役目の説明もしようかと思ったんだが、駄目か?》


「いいけど‥‥。私全部感覚頼りで力使ってるけど、それでいいの?」


《ああ。感覚だけでも持ち合わせてないと、術は使えないからな。ルリは感覚が鋭いから説明が少なくて済みそうだ。》


「だからって説明とかを端折らないでよ?」


《勿論だ。端折っても誰の為にもならんからな。》


「それはそうだね。」


《じゃあ早速説明を始めるな。まず、ルリが行使できる力だが、精霊術と魔術の説明は省いていいよな?》


「うん。」


そしてオリジンの説明は続く。

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