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第二話.続ご相談はお気軽に

 翌日......すごくけだるい.....

 結局佐伯さんの相談を承諾してしまった俺は

 今日の放課後学校から徒歩で30分のところにある

 喫茶店で相談事の確認とどうするかの話し合いを

 することになった....なってしまった......


 「はあ~」

 「おお?どうした相太?」

 「ああ、健司...いや昨日のことでちょっとな」


 健司が心配して話しかけてくる

 う~んそんなに考え込んでいたのか....

 そういえば、健司昨日のこと知らなかったな

 なので俺は健司に昨日の放課後から今に至るまでを

 健司に話した


 「なんだ、そんなことで悩んでんのか

  相太にとってはいつものことじゃねえか」

 「いつものこと.....くそ、言い返したいのに

  言い返せない自分が.....」

 「まあでも、相太が悩むのも分からなくもないけどな」

 「そうだろ?」

 「ああ、なんたって.....そう、肝心の佐伯さんの

 好きな人がわからないもんな~」


 そうなのだ、多分今日聞かされると思うのだが

 俺は少し考える時間がないと詳しいことは考えられない性質(たち)なのだ

 なので昨日佐伯さんから好きな人を話を聞こうと思っていたのだが

 「用事があるので明日喫茶店で」と言われてしまい

 俺がアドバイスするために必要な情報を聞けなかったのだ

 それもあるので俺は悩んでいたのだ



 この時俺はとある人物がこちらを、主に俺を見ていたことに

 気づかなかった......

 




 ~昼~


 ただ今昼食中.....もとい健司と話し中...

 話す内容についてはまあお分かりかと思うが

 そう、佐伯さんについてだ

 弁当を食べていると健司が口を開いた


 「そうだ、これ食い終わったらちょっと聞き込み

  行くか」

 「そうだな.....うん、そうしようか」


 そうこう話していたら弁当を食い終わったから

 片づけをして階段のある扉に向かって歩いて行った...




 この時俺は俺らの知らない人物がこちら、主に健司のほうを

 見ていたのにきずいていた




 結局聞き込みをしてみたが望んだ情報を聞くことはできず

 昼食時間は終わりかけていた

 俺も健司もあきらめかけていてもう明日アドバイスすればいいや

 と思いだしていて、教室に戻ろうとしていると


 「すまない渡辺君、ちょっといいかい?」

 「うん?」


 と急に後ろから話しかけられ俺は後ろを向いた

 そこにいたのは学校でトップ5に入るイケメン

 名を...藤宮(ふじみや) (かける)

 バスケ部のエースで次期部長候補として選ばれてもいる

 俺らと同じ2学年で...まあモテモテだ

 だが、意外と付き合っているという話は聞いたことがない

 噂だが恋愛に興味を持っていないといわれている

 そんな藤宮が俺に話し?はてさて何を言われるのやら....


 「藤宮君か、俺に何か話があるのか?」

 「ああ、ちょっと話があるんだが...放課後に話せないか?」


 放課後...何か相談があるのだろうか...だが今日は


 「放課後か...今日は無理だな、ちょっと予定があるんだ

  すまないが明日でたのむ」


 そういって教室に戻ろうとする俺、しかし


 「待ってくれ!そんなに時間は取らせない!3分くらいでいいんだ

  今日じゃないとせっかく決めた決心が揺らいでしまうんだ!

  だから頼む、渡辺君!」


 必死だな...だけどまあ藤宮は嫌いではないし藤宮自身

 誰も知らない藤宮だけの選択のその先を自覚はないだろうが

 つかもうとしているから、俺は


 「ま、まあ3分ぐらいなら多分大丈夫だと思うから

  ....だから顔をあげてくれ!藤宮君!」

 「ほ、本当かい!?よかった~断られなくて

  じゃ、じゃあ放課後に屋上で!」

 「あ、ちょ」


 そのまま藤宮は走り去っていった......

 (学校のチャイム....)


 「あ、やべえ」


 そして教室に走る俺たち....間に合わずに教科の先生に怒られた...

 おのれ藤宮....つか健司が空気扱い....ドンマイ...



 ~放課後~

 

 「さて、藤宮君俺に話しって?」

 「ああ、そのさ....その...」

 「その?」

 「......俺さ、好きな人がいるんだけどさ」


 うん?なんかデジャブを感じる...


 「なんて告白したらいいかわからないんだ、だから

  渡辺君...俺にアドバイスをくれないか!」


 はいデジャブ~、しかも同時に嫌な予感が....


 「いいけどさ、藤宮君の好きな人を知らないとこっちも

  アドバイスできないからね?」

 「ありがとう!....それで好きな人はね、

  君も知っている人だろうけど....

  ..........佐伯さんなんだ」


 嫌な予感的中......ま、まあもう一つだけ聞いておこう


 「好きになったのっていつごろからなんだ?」

 「好きになったっていうよりは......始業式の時に...

 一目ぼれ...したんだ」


 一目ぼれ......か....

 う~ん、佐伯さんの話しを聞くのがめんど...嫌に

 なってきたぞ~......

 この後藤宮と別れて佐伯さんと約束した喫茶店へ

 重い足取りで行く俺であった



投稿日は土日祝日になりそうです

平日は頑張ってみますが....

とりあえずいろいろ言わずに頑張ります

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