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加護を与えよ その7
ヌプ 黒い沼に埋まっていく、入れた足がズブズブ音を立てるかの如く。また一人、また一人と闇に消えてゆく。
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あれから、かれこれ二時間が経ちましたが、何も起きません。
沈んだ人達は何処へ。
私のゲームは、ノーマルキャラだって、育て方で最強キャラにだって負けないのが、売りだけど。
裏技で、手っ取り早くレベルを上げる方法なんて無いし、神殿の裏に隠しダンジョンなんて作った覚えもない。
それに、私が気になる人が一番最後に入ってちゃったから、加護を付与どころじゃない。
瞬きする間に消えていった。
メルリの冷たい目線が突き刺さるは…
私は悪くありませんので、そんな目で訴えられても、知りません、よ
「玲奈様」
小さいのに迫力ありすぎて、目を合わせられません。
画面でも見てよ
「なに、黙っているんですか」
ひ〜、こわ
大変、申し訳御座いません。
一身上の都合により、続きが書けなくなりました。
前作のシナリオが心残りなのか、構想が錯綜してしまい、思うように筆が進まなくなりました。
話に乗れなく書けない日々が続いている為です。