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詩のサークルシリーズ

寄り添うように

作者: 九藤 朋

それは遠い美馬のいななき

幽けき笛の音


偽りを捨てて

飛んでゆけ

飛んでゆけ


お前は自由だ

どんな高みにも

至れる翼を持つ

愚かな勇ましさを持つ

賢しらなすまし顔に

満開の笑顔を

万雷の拍手を


どれほどの者も

お前は幸せにできる

胸を張れ

幸いを祈れ

あの子の

あの人の

あなたの

君の

幸いを祈れ


祈りが報われる確約など欲するな

手を伸ばす愚者であれ


何を泣いているの

何が悲しいの

大丈夫だよ

ごらん

夕空は美しい

よしよし

ごらん

星が出た

泣いてもいいよ

泣いてもいいよ

星が出ていることだけを知っていて



遠く遠く遠く遠く






すぐ、近くに


蠍座の黒猫さんが主宰される詩のサークルに参加させていただきました。

テーマは「音楽」。

宗次郎さんが吹かれるオカリナ「Ocarina Etude Collection」(オカリナエチュードコレクション)を聴いて書きました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 読めない字がたくさんありました。精進します。
2019/10/16 09:31 退会済み
管理
[一言] こちらでははじめてお邪魔いたします。 問答無用の 大丈夫 泣いてもいい これが寄り添う心…… 鮮やかで、ぎゅうっと心に迫る詩でした。 りんご
[良い点] 賢しらな…… そっぽ向いた横顔が目に浮かびます。向こう見ずは若さなのか、それともじっとしていられない炎の盛りなのか。 手を伸ばす愚者であれ 矛盾の存在は愚かな行為を生む。そして愚者こそが…
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