表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/14

第十話

「それがその金ちゃんの墓じゃよ」


老人は持ってたホウキの先で差した。


差した先にはアイスの棒が刺さった金ちゃんの墓があった。


「はあ…」竹中は黙って老人の話を聞き続けていた。


「で、何で営業時間がたった四時間なんですか?ぼく店通る度にやってなかったんですよ。」


老人は「ルンは病気だったんじゃよ。」と言ってホウキで、もうホコリ一つない地面をはいた。


「病気…。何の病気ですか?」


「それが名前を忘れてしまった。なんて言ったかのう

?とにかく睡眠をとらなきゃ治らない病気とかでなあ。」


「なるほど。」竹中は納得した。


「で、店に人は入ってたんですか?」続けて聞くと


「ああ。入ってたよ。こんな日もあった」と老人はまた語りだした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ