5話 違う
メッセージを送った次の日、私は取り巻きたちと一緒に学校で翡翠優を待ち構えていた。
そして、翡翠優の姿が見えた。あいつは笑顔で鼻歌を歌っていた。
一一今からその、笑顔を悲しみに塗り替えてやる。
私は男が周りにいないことを確認し、翡翠優に近づいた。
そして
わざと、肩に強めにぶつかった。
ぶつかったら翡翠優はよろけ、こちらを見てきた。
私は、馬鹿にするような笑みを浮かべた。
「あ、ごめーん!ぶつかっちゃったw」
私がそう言うと、翡翠優は笑顔で言った。
「こちらこそごめんなさい!次から気を付けますね!」
「.....は?」
思ってた反応とは違くて思わず声を漏らした。
「それじゃあまた教室で!空虚さん!」
そう言ってあいつは立ち去って行った。
なんなの!?普通いじめのターゲットにされたと思って、おびえるでしょ⁉
.....ていうかあいつ私のこと名字で呼びやがった!名字で呼ばれたくないのに!
私が立ち尽くしていると取り巻きが寄ってきた。
「あいつ、絶対愛ちゃんのことなめてるよ!」
「むかつくね!」
取り巻きたちの言葉に心の底から共感する。
ほんとだよ!むかつくなあ!
今ので、また私の中のあいつの評価が一気に下がった。
「…次は、足でもひっかけてやろうかな」
私の言葉に取り巻きたちが反応した。
「いいじゃん!」
「転ばせてやろう!」
次は、絶対に悲しませてやる.....!
5話書けました!…短い。
今回も文章がいろんな意味でやばいですね。
やばい.....咳が.....