10話 助けてあげないと
次の日、私は今日も翡翠優を待ち伏せしていた。
.....あいつのつらそうな顔、もう一度出してやる…。
待ち構えていると、少し暗い顔をしたあいつがやってきた。
.....昨日の言葉聞いてるみたいね。
私はそいつの前に立ちはだかるように立つ
「おはよう。翡翠さん」
私を見るとあいつはおびえた顔をした。
「お、おはよう.....」
「どうしたの?そんなにおびえちゃって…。もしかして昨日の言葉気にしてんの?」
「えっと…。それは.....」
.....いいぞ。もっとおびえろ。
「やだなー。事実を言っただけじゃんw。全然嘘ついてないんだからさあ、私が悪いみたいなのやめてくれるー?」
.....実際その通りだしね。
「だからさあ、おとなしくしてなよ。連斗君にふさわしいのは、この私なんだから」
「そ、そうだね…。」
あいつは落ち込んだ顔をして、どこかに行ってしまった。
.....あいつのつらそうな顔も見れたし、連斗君に近づくなって牽制もできたし完璧じゃない?
そこにさらに気分がよくなることが起きた。
「あ、連斗君!おはよー!」
「......ああ、おはよう」
少し反応が遅れて、返事が返ってきた。
.....なんか考え事してたのかな。
「なんか考え事してた?」
「いや、何でもない」
そう言うと、すぐ教室に向かっていった。
......どうしたんだろ。ま、とりあえず話せてうれしかったなあ。
教室に行くと、もうあいつと連斗君は席について話していた。
「おはよう。翡翠さん」
「あ、おはよう。谷口君」
「え......」
......なんで連斗君から話しかけたの?連斗君、私には自分からは話しかけないのに......。なんで笑顔を向けるの?私には向けてくれないのに......。
私の中の何かが、崩れた気がした。
違う!違う!違う!違う!違う!
......連斗君はあいつに騙されているんだ!私が、連斗君を助けてあげないと!
10話書けました!
愛ちゃん、何をするつもりなんでしょうね。
GWばんざい!休みがいっぱい!課題もいっぱい!
追記4話ぶっ飛ばして5話って打ってたので間違ってたところ修正しました。




