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地球ダンジョン記  作者: 太郎
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エピローグ

初執筆です。不安なこともありますが皆さま、どうかこの作品の応援よろしくお願いいたします。

           


 2010年、地球に突如としてダンジョンが出現した。

世界各地に次々と出現するダンジョンに各国は対策が遅れ、その遅れは結果として大量のモンスターのスタンビートを引き起こす要因となった。


 そこかしこで響く人々の悲鳴。軍隊による銃撃やミサイル攻撃もさして効果がない。このまま人類は絶滅してしまうのかと誰もが思った矢先、生き残った人類に《《ジョブ》》が発現する。ジョブと言えども、剣士、魔法使い、弓使いなどさまざまであったが、剣士ならば剣、魔法使いならば杖、弓使いならば弓、といった、ジョブに適する武器が同時に出現したことで人々はモンスターに対する抵抗を始めた。軍隊による攻撃があまり効果のなかったことが嘘かのように攻撃が効く。これを好機と見て、どんどん攻勢に出ていき、7年後の2017年。人類は自らの生存圏を確保することに成功した。


 その後のダンジョン研究により、モンスターを定期的に倒していればスタンビートは発生せず、モンスターが地上に現れることもないことが判明した。そこで各国は、魔法が使えるジョブ持ちを中心にダンジョンの周囲を強力な防壁で囲い、国の許可なしでは入らないよう対策した。


 その後ダンジョン資源を安全に得て、スタンビートを防ぐためにモンスターを討伐し、その対価としてお金を得る職業《《シーカー》》が国際的に認められた。S〜Eランクまでランクを割り振られ、上位100名はランカーとされ、上位のランクの者は富と名誉を欲しいままにした。


 シーカーが国際的に認められ、かつその存在が人類の命運を左右するものとなれば、育成機関も当然誕生する。世界中で我先にとシーカー育成機関が続々作られたが、時間が経つにつれ、育成機関として欠陥が大きいものは当然淘汰され、優秀な者だけが生き残っていった。


 このように、シーカーを中心とした世界に変化していくなかで、100年後の2110年。時代は彼を目撃する。

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