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【書き直し】魔王メアの統べるところには。  作者: 紫暮りら
吸血鬼編
98/136

98[100年は短いはずだった]

メア「どう、して…こん、な……ことにっ」


キール「…私が受けたのは魔王シアの呪いです。」


メア「っ……、!?」


その言葉に、キールは全てを知っているのだと悟った。


私の、私たち兄妹の秘密を。


どうしよう。


それを知られてしまったら私は………


キール「そんな、顔をしないで……私は……僕は後悔してないんだから。それに……彼の言ったこと、あながち間違いではない…からね。」


メア「ぇ……」


キール「…ずっと、貴方だけを見ていた……ずっと貴方のことが好きだったんだ。」


100年前からずっと。

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