表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書き直し】魔王メアの統べるところには。  作者: 紫暮りら
吸血鬼編
92/136

92

ルシア「まだ、間に合うかも。」


そんなことを、呟いてしまった。


ルイとクレイはギョッとした様子こちらを見てくる。


だって仕方ないじゃない。


こんな魔王、見てられないもの。


あぁ、でも。


私の言葉で顔を明るくした魔王を見ると、罪悪感しかない。


ごめんね、最初からあなたの意志にそう行動をしていれば。



魔王「ルっ、ルシア……間に合う、かなぁっ?」


涙目の魔王が詰め寄ってきて私に問う。


そんなの、行ってみなきゃわからない。


でも………


無言で魔王の頭を撫でる。


ルシア「行くよ、魔王。準備して。」


私を動かせるのは、魔王の笑顔だけだから。


あんたの泣き顔、見たくないのよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ