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【書き直し】魔王メアの統べるところには。  作者: 紫暮りら
ロイヤル編
123/136

123 過去回想②

『シア様、メア様を見かけませんでしたか?』


「いや、見ていないが…この時間なら部屋で勉強をしているはずだろう?」


『それが…最近よく抜け出されるようで。』



あの賢く周りの期待に応えようと頑張っていた妹らしくもない。




「お呼びでしょうか、父上、母上。」


『来たか、シア。』

『シア、驚くかもしれないけどよく聞いてね、私達は……』






『あっ、あにうえ!』


「やぁメア、勉強をさぼってこんなところで、一体何をしてるんだい?」


『う゛……あの、その…』


「ふふっ、別に責めているんじゃないんだよ。」


よしよしと優しく頭を撫でる。


「お前はお前のしたいことをすればいい。周りに何を言われようが関係ない。お兄ちゃんに気を使う必要も無い。メアは、どうなりたい?」


『わっ…わたしは……』

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