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3.スライム狩り

「うへぇ・・・」


 大心は奴隷の価格を見て驚いていた。一番安い奴隷で300万Gである。


(奴隷ってこんなに高いのか。)


大心の所持金は2万ちょっと、とてもじゃないが買えない。買えなければ働かせることもできない。大心の企みは暗礁に乗り上げた。大心は奴隷商館を出ると、夕食をとって宿にとまり、異世界での2日目を終えた。



 翌日、大心は道具屋を物色していた。武器になるものがないか探していたのだ。スコップやくわなど、農具や工具が物理攻撃に使えそうだ。道具屋によると、農民や採掘工はモンスターに遭遇すると手持ちの道具で対処するそうだ。スコップは先端が尖っていないため攻撃力が低そうだ。大心は鍬を5000Gで買うことにした。また、色々詰め込むためのナップザックを1000Gで買った。よし、スライム狩りだ!スライムを入れるための瓶を10本ほどギルドで借りると、早速初日にスライムを見かけた場所に向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 そこはスライムの縄張りになっていたらしく、夕方までに15匹を狩ることに成功した。スライムのコアには赤いクリスタルがあり、魔力があるので売れるらしい。瓶に詰め込んでギルドで売ったら、一匹1000Gになった。鍬で大分金を使ったが、スライムは柔らかく鍬はほとんど消耗していなかったので、明日も使えるだろう。新たな狩り場を探さなければならないが、しばらくはスライムと薬草で回そう。奴隷購入は1年くらいは無理そうだ。こうして3日目はおわった。


残金:18,000G

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