悪人
さぁ、私の頭の中で思いついた一幕です。
興味あったら持ってってください。
[おいッ、なぜ犯行を侵したのかと聞いている。]
『そんなつまらないことを聞かれてもなぁ、単調で単純な理由ですよ。この行動の先状況がどう変化するのか、そして自分がどうなるのか、それを知りたかっただけですよ。』
[お前はそれだけの理由で犯行に及んだのか?何人の人が被害を被ったと思っているッ。]
『それだけ?それほどの事ですよ。全ての人間に存在する感情、喜怒哀楽、そのうちの〈喜〉それをそれだけで片付けないで頂きたい。はっきり言いましょう、甘美な、いえそれ以上の魅惑的な何が私を支配した。楽しそうだったのですよ。これから起こることで観測し得る内容が、しかも予想と反する結果を生み出した。私の意思が拡大したのです。意図せずに、まるで感染したかのように、私の周りを埋め尽くした、これほど愉快なことはないでしょう?退廃的な民衆の一部が私の手となり足となったのです。あなた方が言うことろの、悪しき私のです。それにまだ終わってはいないじゃないですか、これから私の手足がどう動くのか、それも楽しみなのですよ。私のいない彼らの行動を見て見たいのです。さぁ刑事さん教えてください、彼らはどうしていますか?どんな言葉を用いましたか?どんな行動に移しましたか?』
[お前は狂っているよ。]
『ハハハ、やだなぁ。一般の人とはちがう価値観を持っているだけの、ただの人間ですよ。』
場面場面を頭で構築するだけなら簡単なんですけどね、間をかけなかった小説のそれです。
お暇ならまた次も遊びにいらしてください。
これからもご贔屓の程を
著者 カルマ




