第7話
心の過去についてもう一つ語らなければ
ならないことがある。
それは心が始めて心を許せた男性がいた。
それは心が18の時付き合った男性である。
名前は輝樹とゆう爽やかな男性だった。
輝樹は穏やかな性格で周りへの気遣いも
出来る男性だった。
そんな輝樹に次第に惹かれていった心だが
心は輝樹に想いを告げられないでいた。
体の傷もあるし、振られる可能性もある。
なにより付き合えてもこんな男性が
悪魔のようになるならと心の壁は
何重もあり密かに想いを寄せていた。
輝樹はモテる男性だったが彼女がいる
様子もなかったし聞いてもいないと言っていた。
そして輝樹の事を友人へ相談した。
今思えばどこから始まっていたのかは分からない。
輝樹と同じ時期に知り合った友人の千佳。
千佳は社交的でどんな人ともすぐ
打ち解ける子であった。
そんな千佳と心はすぐに意気投合し
数少ない友人と言えるほどだった。
そして千佳に相談をすることにした。
「千佳、、実は輝樹のことが好きなんだけど、
輝樹はなんで彼女とか作らないのかな?」
「んーなんでだろうね。でも輝樹この前、
心ちゃんのことが気になるよって言ってたよ」
そんな言葉を鵜呑みにした心は
次の日に思いきって輝樹に告白をしたのである。
始めての告白にどうしたらいいのか分からず
デートに誘ったのはいいが告白するまでに
5時間ほどかかった。
そして告白するときも顔を見れないほど
緊張していた。
それを輝樹は優しく待ってくれ
返事もその場でしてくれた。
「ありがとう。俺も心のことが好きだよ。
こちらこそ付き合って欲しい。」
真っ直ぐなその言葉に思わず涙が溢れた。
この人となら幸せになれると思っていた。
しかし現実は心を再び地獄へ突き落とす。




