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第3話
それから1ヶ月後、またボランティア活動が
あったので参加することにした。
仕事ではなくボランティアだが自分自身
なにかの役に立っているのかもと思えることは
精神安定にすごく役立っていた。
毎日同じ仕事をし同じ時間に終わり
同じ時間にご飯を食べ風呂に入り寝る。
そんな毎日にちょっとしたスパイスが
加わるだけで人生の見え方が大きく異なる。
そしてボランティア活動前夜に
心ちゃんにLINEをすることにした。
「明日参加します!心ちゃんも参加ですか?」
すると5分ほどですぐ返ってきた。
「参加しますよ^_^よろしくね!」
そして朝9時から活動は始まった。
今回は違う男性とのペアになった。
初回より楽しさに欠けていたが
ボランティアは自分にとって苦ではなかったので
黙々とゴミ拾いをしていった。
そして1日の終わりの挨拶をリーダーが
しているとき心ちゃんの近くにいき
ご飯に誘ってみようと覚悟を決める太陽。
正直ドキドキが止まらない。
緊張しているのだろう。
28歳とは思えないチキンぶりに
情けなくなるが思い切って
声をかけてみた。




