第2話
それからはとゆうとその友人とも
会う機会は減っていき、今では連絡すら
とっていない。
そんな自分にすら嫌気がさしていて
なにか始めようと考えていたが
なにをしたらいいか分からないが
人の為になにか出来れば、世の中の為に
なにか出来ればと太陽は心から思っていた。
そのときテレビでボランティア募集の
ことをやっていた。
そしてすぐ募集の電話をして翌月の
第2日曜日、初めてのボランティア活動の日を迎えた。
50人ほどは集まっているだろうか。
そんな中、その活動の主催者であろうか、
リーダー的な存在の人が初めて参加した
10人に挨拶をし始めた。
「みなさんおはようございます。
今日は◯◯町のゴミを拾っていきます。
規模は大きいですが2人一組で頑張っていきましょう。初参加の方は経験者の方とペアを組んでもらいます。」
そして太陽は夏目 心さんとゆう女性と
ペアになった。23歳でボランティア歴は3年らしい。
「ペアよろしくお願いします。心って呼んでください。私は太陽さんでいいですか?」
奇策に話しかけてくれる心に太陽はいい子だな。とゆう印象を受けた。
「心ちゃんは、なんでボランティアを始めようと思ったの?」
昼ご飯を食べ午後、活動に入る前に太陽は
質問した。
すると5秒ほど間があき
「ボランティアが出来ればいいなって思ってたから。」
と言い作業に取り掛かった。
太陽は相手の仕草や表情に敏感だったため
なにか聞いてはいけない事を
聞いてしまったのかと思った。
そして1日のボランティアが無事終わった。
ボランティアグループでLINEをしているらしいので太陽もそのグループに参加した。
すると個人LINEに心ちゃんからのLINEがきた。
「今日は1日ペアありがとう。
よかったらまた次回も活動に参加してね^_^」
心ちゃんの綺麗な心に惹かれそうになる
本能を理性が抑える。
太陽は惚れやすく冷めにくいが、そうゆう
目的でボランティアを始めた訳ではなかったし
心ちゃんも、また同じ気持ちであろうと思い
感情を抑えて
「ありがとう。また次回参加するときよろしく^_^」
とだけ返信して終わった。




