表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没・Karma Gear Story  作者: D.D
流れ着いた歯車
8/78

歯のない歯車 Ⅳ

 Side:Clocker


【と、そんなこんなでこうなりました】


 神々しくもチャラい服装の神、僕はヘラヘラ笑いながら報告する


【そんなこんなってスタートライン最悪じゃないか。もう少し何とか出来たんじゃないのか、お前】


 そう言って説教を始める神様らしい格好をした男空間の神、僕の兄だ

 顔は一緒なのに性格も服装も全く違う双子神、時間ならたくさんあるからこっちが兄なのに・・・・


【なら、兄ちゃんはもっとうまくやれたのかい?あの妙なところで堅い鎧くんを】

【・・・・やれる、と思うじゃなくてやる】

【ふ~ん、まあいーや、ならじゃーね~兄ちゃん。頑張ってね~】


 消えた、もとい逃げた。時間があるからタップリと歩いて逃げた


【おいこら待て、もうあんなとこに・・・だが】

【ふぅ~逃げ切った逃げ切ったってあれぇ~なんで俺ここにいるの?】

【まだお前の大大だ~い好きなお説教は終わってないぞ】


 いかにも怒っているオーラを放ちつつ僕の肩を捕まえる、ものすっごい怖いんだけど


【さっき振り兄ちゃん、できれば肩を離して―――ボキッ―――えー】

【俺から逃げられるとはいい度胸してるじゃあないか。んー?】

【ぎゃあああああああああああああああああああ】


 今日も神の国は日常なのである


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ