表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没・Karma Gear Story  作者: D.D
組み込まれた歯車
34/78

詰まった歯車 Ⅳ 

今日は二話登校で明日は事情により投稿できません

非常に申し訳ありません

 2:00p.m

 残り25日

 カルネスの酒樽


「近況報告、昼の23時に職人ギルド区で対象を発見するものの爆炎を使い、目眩ましし行方しれず、だそうだ」


 あの爆炎俺がやったんじゃないんだが

 向こうは知ったことではないだろうな


『こちらは、全く気づかれないので日向ぼっこ中です』

「りょーかい、こっちも行動に移す」

『分かりました、こちらも移動を開始します』

「というわけで、掲示板に書くとするか

 《昼の1時半頃に科学ギルド前に対象を発見、右腕を怪我している模様》

 とまあ、これでよし」


 安全策でミラージュとオド抽出を留めて1分で書ききる

 残り75%程度だな

 残り残金13G23S36C、1ヶ月持つか?


 12:00p.m

 残り24日38時間


 科学ギルドを中心に半径10kmに捜査網が未だ張られている

 職人ギルド区の方は境界線上に取り囲まれている

 そして俺は中央区の図書館に入り浸り、読んでいるものはクノウ大戦、神話時代、現代史、を中心とした本だ

 入場料17S保証金1Gと高額だが1Gは何も起きなければ返ってくる

 クノウ大戦は中盤まで此方側不利で押されていたが、とある武器により形勢が変わり始め、始まって36年後、ついにクノウの心臓部に辿り着き、破壊に成功

 晴れて、ここディスガンティアの勝利、だそうだが、勝利の場面はどの本も事細かに書かれているが始まった理由は、みんなバラバラでひどく曖昧だ

 ある武器というのも気になる、あるところでは、無名の鍛冶師の創りだした4振りの武具だとか、エンチャント技術の発展だとか、異世界からの武器だとか

 異世界の勇者の総称だとか、本によって全てが違う

 神話時代の方も、最初に作られたのは勇者と聖魔導師と凍てつく魔女だとか、騎士物語、英雄物語がメインだ

 現代史では現在ニカーラ帝国とアーラス王国が戦争中でその間にある諸国が犠牲になっている、というあまりにもホットすぎる話題が新聞のようなものに載っていた。


「お客様そろそろ時間です。」

「あ、はい、ありがとうございました」

「金貨1枚の返却でございます、ありがとうございました」


 12:59p.m

 残り24日と37時間1分


『ギリギリですね』

「ああ、こっちは上々だ」

『こちらもですね』

「電力は?」

『少々派手に動いても大丈夫でしょう』

「じゃあ、どうしようか」

『閃光玉でひと暴れでもするんですか』

「楽しそうだが、さすがにもったいないし迷惑すぎる」

『なら?』

「5日間は今日と同じことをする、それまでは潜伏だ」

『暇ですね』

「それが一番さ」


 10日目

 21:12a.m

 残り20日と4時間48分

 カルネスの酒樽


 釣れなくなった、それと同時に他の情報が流れてても無視するようになった

 俺の情報はもとよりビーが人の機動ではありえない動きで辺りを縦横無尽に移動してるからたとえちゃんとした情報があっても意味が無い

 せめてリアルタイムの情報共有が出来なければ話にならない

 ここまでは順調、おそらく数日後に虱潰しのために捜索隊が結成されるだろう

 閃光玉を7つ買い足した。

 残金11G10S6C


「兄ちゃん隣いいか?」

「いいですが、昼間っから酒ですか?」

「いいってことよ、兄ちゃんも参加するのか?」

「捜索隊と評した討伐隊ですか?」

「ああ、俺ももちろん入るぜ。まさかメタルズギルドに入ろうとしなくてもいいのに。まあ、俺達がおかげで潤うからいいや」

「たしか、その人ってフルプレートにマント被った人ですたよね?」

「ん?ああ、そうみてえだな。遠目で見たんだけど、初心者じゃあねえなありゃ」

「と言うと?」

「足運びが様になってるし、マントで手元を隠してる、他にもフルプレートを着ているにもかかわらず身軽ってのが大きいな」

「よく見てるんですね、エンチャントの類とかの可能性は?」

「むー、そうだとしても、あそこまで滑らかに動くのは見たことがねえし、第一それを持っていることがその証明だろうな。で?どうすんだ?」

「そう、ですね。やめときます」

「ほお」

「聞いた話じゃ山わけじゃないですか。一人で殺ったほうがお得です」

「なるほど、じゃあ頑張んな」

「ええ」

「いいマントだな」

「そうですか?何処にでも売ってるやつですが」

「似合ってるぜ」

「どうも」

(対象と思わしきものと接触、以後遠距離で追跡する)


「見つけた・・・ちょっといい?」

「んあ?」

「デッドオンリーの80rG、ヨミキリでしょ?」

「なんのことだ?」

「決まった時間にいつも酒場にいて、決まった時間に嘘の情報を書いているのはあなたしかいない」

「そう言われてもなんのことやら」


 見られてたか、思ってたより早いのは想定外だな

 だが気づくのが遅い


「そう・・・なら死になさい」

「ちっ、あいにくそうはいかんでな」


 確信させれたな

 小声だったのが幸いで他に気づかれてはいないが、数秒後にやばい状況に陥る

 ビーとの接触もできてないのが辛い

 なら先手必勝だな

 閃光玉を地面に叩きつける


「くっ、目つぶしか!」

「じゃあな!お達者で」

「待ちなさい!」


 周りは案の定大混乱、目つぶしが効いていない数人が追いかけてくる

 左掌を運んでいる最中の荷物の綱に向け、マジックアローを発動

 追跡者たちの距離は稼げた、だが前方に6人パーティがやって来る

 クソ!理由は分からんが全くツイてねえ

 って、あ!この前の獣人と弓使いの人間じゃねえか!


「?・・・・あ!あの時の!」


 目視できた瞬間矢を放ちやがった!

 こっちはガントレット以外装甲つけてないというのに!

 ミラージュが使えるまで25秒

 後ろの追手が着くまで16秒

 前方の弓使いの第二射および接触まで10秒以内

 閃光玉残り9、効果としては乏しい

 ロープ、すぐに射落とされるだろう

 投げナイフ、人が密集し始めている却下

 マタタビ粉、いつの間にこんなもの買ったんだろうか


「さすがに打つ手無しよね!」


「だと思うなら結構なことだ。(風景及び精霊行使、インビジブル)」


 風景行使、周りの情景を術式として応用し発展させたもの

 条件は限定化されるもののオドの消費量は非常に少ない

 効果の方も折り紙つきだ

 その代わり、魔法制作は非常に困難である

 この魔法は、あの村で狩りに使われており、村の保護にも使われている

 それを維持するためにあの森があると言っても過言ではない、あの御神木はその要石とも言えるものだ。あの爺、ほんとに何させる気なんだよ

 精霊行使、大気エーテルすなわちマナを栄養とする、生物とエネルギー体を併せ持つもの、精霊に呼びかける行使方法

 オドの消費は大きい、その上呼びかけるための言葉、真言を使わなければならない。呼びかけるのは別に口にしなくても良い

 この方法を使えば才能が皆無といえる、闇、火そして光が使える。

 マナがあり、精霊さえいれば使える。逆にマナが少ない場所や精霊がいない場所では使えない

 今回は光と無を併用させた精霊行使による不可視魔法

 そして、7日間苦心して練り直した風景行使による同化魔法

 その両方を使い、ミラージュと別ベクトルで同等以上の隠蔽を可能とした

 風景行使に関しては3日寝てない記憶がある

 その代償として持続時間が15分しかない

 オリジナルの併用行使だと停止状態で3日、常時動いたとしても72時間は持つ

 インビジブルの対象としては地面を除いた俺に接触するもの

 第二射はよけきれず肩に刺さったが直ぐに抜き、相手が俺を探しているうちにすぐさま川に飛び込み、移動拠点に戻った


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ