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没・Karma Gear Story  作者: D.D
組み込まれた歯車
26/78

回り始める歯車 Ⅱ

書き溜めたものを何とか合うように区切っていますが

今回は区切るところが少なくて

4話ずつのところが2話になってしまいました


 Side:Yomikiri

『バックドラフト、言いすぎじゃありませんか』

「魔法についてとギルドの一部が知れたからいいじゃないか」


 全然改善されていない馬車に揺らされながらつぶやくフード付きマントをかぶったフルプレート

 つまり俺は現在休憩中


「もうすぐと訊いたがかれこれ2時間は移動しているぞ」

『のようですね』

「しかし村から中央ギルド連合都市まで2週間かかっているが」

『護衛合わせても構成人数4人は流石に少なすぎますね』

「辺境すぎるからか」

『武器が心もとないですね』

「ああ、オドも使いきったから最低使用可能時間は1時間半完全になるまで13時間強といったところか」


 使えば使うほど練度と許容量が増すが未完成のリフレクトとミラージュの一発で枯渇するので実用の範囲外だ

 武器の方もモーニングスターとコンテンダーで7.62x51mm NATO弾のフルメタルジャケット弾1発後は

「左手の魔道具か」

『あれから練習してます?』

「ああ、使い方が間違っているからか満タンから30分しか持たないが」

「にしては一向に動きませんが」

「腕がつながっていたなら可能性はあるが、義手を動かすってなるとやはり」

『同時並列独立操作できるのにですか?』

「今回は魔道具もあるし、近すぎる」

『言い訳は見苦しいですし、3つのことを同時に出来るくせに説得力無いです』

「テレキネシスってのがピンと来ないのが一番の理由だな」

『・・・この際魔法という概念から離れてライブラリから探しますか?』

「そうするか」


『ヨミキリ、こんなのがありました』

「こんなのって・・・なん、だよ、コレ!?」


 そこに乗っていたのは腕の形をかたどった外骨格みたいな機械

 コレ自体はPDSの骨組みによく似ているが


「失った部分と長さが一致している・・・」


 設計図から基板、プログラムに至るまで確認をすると

 義手用に設計されたものとわかる

 設計者は...当ててごらん、か アイツだな、一体何をどこまで知っているんだお前は、何を・・・

 この設計図材料によくわからないものがある

 楕円形の結晶体、色は緑、エメラルドか?いや、表記が違う


『WS、ですか』

「向こうではそんな名前の結晶体は存在しない、無論固有名詞でもだ」

『WSに該当されるであろう名称を推測.............. Weak Stream』

「何が枯れそうな小川だ、絶対違うだろ」

『そういうヨミキリは?』

「・・・Wonderful Storyか?」

『不思議な物語ですか...無いですね』

「だな」

『時間つぶしはいいのですがいい加減現実も見ましょう』

「断る、何が好きで死にかけ3名と恐慌状態の引きづられている盗賊13名を見なきゃいけない」

『ばっちり確認しているじゃないですか』

「嫌でも眼に入るんだ」

「ヨミキリさーん着きましたよー」


 業者席の方の布からジョーと呼ばれている商人の頭が出ている


「はい、分かりました」

『相変わらずの変化っぷり、何回見ても飽きません』


 飽きも何も感情有してないだろうに


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