#17 『Hello Again』
夏の足音聞くたびに 思い出すのは君の顔
ぼくがふるさとを出て行く 雨の降る季節
「忘れない」と口にすれば 君は笑ってくれる?
立ち止まる駅のホームに ベルが鳴り響く
同じ世界だから また会えるよね
この場所で君と Hello Again
変わって行く明日 変わらぬ思い
抱きしめていつか Hello Again
波音のように静かな 白い帽子の君の顔
涙は似合わないことも 分かっていたのに
走り出す列車追った 君の涙をふいて
忘れないよぼくも君も ずっと胸にいるよ
同じ未来だから また会えるよね
もう一度ここで Hello Again
瞬く星の中 夜空見上げて
待っていてほしい Hello Again
夏の風を受けて ここに立ってる
涙も包まれる Smile Again
響く優しい歌 言葉あずけて
君と笑いたい Smile Again
忘れないで また会えるから
この場所で君と Hello Again
変わって行く明日 変わらぬ思い
抱きしめていつか Hello Again
《ライナーノーツ in 「Hello Again」》
タイトルを聞くと、マイリトルラバーの名曲のパクリ疑惑が持ち上がりますが、まったく関係はありません。「もう一度この場所で出会おう」と、旅立つ「ぼく」が「君」に告げるところから、Helloをもう一度……Hello Againとなった次第です。
と言うことで、歌詞のテーマも「旅立ち」の歌です。旅立つ「ぼく」と残る「君」の二人の姿を歌詞にしてみました。
曲としては、ブリッジでパーカッション・パートが入るのが、特徴的な曲となりました。その後、パーカッションは時々使っていますが、すべてはこの曲が始まりだったと言ってもいいでしょう。