第4幕 ラマヌジャン①
(机に座り、勉強をするラマヌジャン彼だけにスポットライト)
ラマヌジャンは今の我々の様に、正規の勉強ではなく、偶然手に入れた数学の公式集を丹念に読み込むことによって数学の知識を身につけた。それにより、彼は極めて注目すべき結果を多く残している。だがラマヌジャンは大学を出ていなかったため、能力にふさわしい仕事にもつけない中、数学の研究に没頭していた。彼は多くの大学に自分の研究していた内容を添えた手紙を出した。だがそこに書かれた内容を多くの大学が正確に解読することが出来ず、ただの雑然としたものだと受け止めた。
(ラマヌジャンの隣に机と人が3つ現れる彼が隣にある机に手紙を置いていく)
男1「何だこの内容は。全く意味が分からない」
男2「いちいち持ち込んだ研究などに目を通している暇は無い」
男3「こんなことぐらいとっくに証明されている」
そんな時、ケンブリッジ大学のハーディだけが、その手紙を受け取って、ラマヌジャンの才能を見抜いた。
(机に座っていたハーディが立ち上がる)
ハーディ「この手紙は。素晴らしい、このラマヌジャンという人物はまさに天才だ」
ハーディは直ぐにラマヌジャンに連絡を取りケンブリッジ大学にまね行きいれた。その後、この2人は協力して多くの数学的偉業を成し遂げていった。